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ルーマニアの「ボルシュ」

先日、ルーマニア人のお宅で「ボルシュ」というスープをご馳走になってきました。興味深かったのでレポートします。

「ボルシュ」というのは、ロシアのボルシチと同じ語源を持つ言葉ですが、似て非なるものでした。

ルーマニア語の「ボルシュ」には二つのものを指します。一つは胚芽、トウモロコシの粉、お湯を放置して醗酵させた液体のこと、もう一つはその液体を使ったスープのことです。ちなみに、ルーマニア語でスープのことはチョルバといます。トルコ語ですね。ルーマニアもやはり大部分が、オスマントルコの支配下にあったのだそうです。

液体「ボルシュ」のほうは、大きなバケツのようなものに大量に作り、できたら、大きなペットボトルなどに保存します。原液のほうも飲ませてもらいましたが、紅茶キノコの紅茶から、紅茶の味を引いたような感じです。一口飲んだときには、穀物系の臭いが気になりましたが、飲み続けているうちに感じなくなりました。レモンと蜂蜜のような風味も感じられます。

そしてスープの「ボルシュ」。この写真に写っている赤っぽいものがそうです。

ボルシュ


ルーマニアでは、ほぼ毎日飲むのだそうです。

いつも同じ具を入れるわけではないとのことでしたが、私が食べたものの中には、ビーツと短く折ったパスタが入っていました。出汁は鶏肉の胸でとったとのことでした。

さて、お味のほうは・・・



あまりありません(笑)

ボルシュ液の酸味はありますが、ほぼお湯でビーツとパスタを茹でたような感じです。一応鶏肉の出汁が出ているはずなのですが、胸を使っているのと、肉の量に対して水の量が多いのとで、ほとんど感じられません。ぬるくて、塩味もかなり控えめです。スパイスなどは一切使われていないと思います。

確信はありませんが、もしかすると、ルーマニアが貧しくて、食べ物がなかった時代に、何とかスープに味を出すために、穀物の醗酵液という苦肉の策を使ったのではないでしょうか。なんとなく、そういう感じの味がしました。

スープの横にある白いものは、セルリアック、きゅうりのピクルス、鶏肉をマヨネーズで合えたサラダです。鶏肉は、上のスープの出汁をとるのに使ったものを再利用しています。こちらはまあ、塩をかければ美味しかったです(味が抜けた鶏の胸肉はイマイチでしたが・・・)。

そしてテーブルの真ん中にのっているのは、ちょっと焦げてしまいましたが、クレタ島のミジスラ・チーズ入りピタです。お宅にお邪魔する途中で、クレタ物産のお店を見つけたので、そこで買って手土産にしました。冷凍食品なのですが、これは美味しかったです。パッケージにによれば、蜂蜜をかけて食べるのがお勧めだそうです。クレタ島に行く機会があったら、やってみたいです。






ギリシャでは、農民による道路占拠が続いています。今の時期にギリシャ旅行をする人は影響を受けるかもしれません。こんな事、日本では許されないような気がするのですが、ギリシャでは、この時期の行事化しています。農民たちの要求は補助金の増額なのですが、もともとEUがギリシャが農民に補助金を出しすぎていると批判しているので、政府の財政全体がEUのブーイングを浴びている今、これ以上の増額をするのは無理でしょう。メディアも農民以外の国民も、こぞって農民の道路封鎖を批判しているのですが、農民たちは平気な顔です。見ているとイライラします。補助金を要求すること自体が正当なのかどうかは分かりませんが、幹線道路を封鎖して、国の経済全体に悪影響を与えるのは許されないと思うのですが・・・

テーマ:ギリシャ - ジャンル:海外情報

ギリシャ雑感 | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2010/01/22(金) 19:10 ]

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