『ギリシャへの小窓』
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イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

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老人vs妊婦と子供
パヴリディス問題での議会投票、結局、訴追賛成が過半数に及ばず、少なくとも彼の議員任期中は訴追を受けないことになりました。なんだか、大山鳴動してねずみ一匹という感じで、拍子抜けでした。もし、ネア・デモクラティアの政権がもっと安泰だったら別の結果になっていたと思うと、彼はラッキーでしたね。

*********

月曜日、家賃を払うために銀行に行ったのですけれど、月初めだったため私みたいな人がいっぱいいてすごい列!1時間ぐらい待って、やっと支払うことが出来ました。ギリシャでは、インターネット・バンキングはあるのですけれど、キャッシュ・マシーンでの払い込みはできないので(自分の口座に払い込むことすら出来ません)、銀行窓口に行かねばならず、時間のロスです。ギリシャはスローライフだと言いますが、こんな所もスローライフです(笑)

大家さんの口座がエスニキ・トラペザ(という名前の銀行)なので、家の近くの支店に行くのですが、ここはいつも混んでいることの他に、もう一つ問題があります。それは、ドアのセキュリティー・チェックが厳しすぎること。二枚扉があって、一回に一人ずつしか入れません。そして、一枚目の扉を通った後、扉を閉め、セキュリティーカメラの方向を向いてニコッと笑い顔をはっきり確認させないと、二枚目の扉のロックは外れません。ロックが外れると緑のランプがつくのですが、これがお年寄りには分からないらしく、いつもここで大混乱が起きます。

他の場所では知りませんが、この近くのエスニキ・トラペザはみなこのシステムを使っていて、入りにくいったらありません。ピラエウス銀行は出入り自由なのに、いったいこの違いは何なんでしょう?


前置きが長くなりましたが、本題に入ります。

さて、エスニキ・トラペザではチケット制になっていて、窓口に用がある時には番号が書かれたチケットを取り、その番号が呼ばれた時に窓口に行きます。

自分の番号が近づいてきたヨボヨボの、しかも片手にギプスをしているお婆さんが、窓口近くに行きました。すると、入り口の方から女の銀行員が声を張り上げて、「この方、妊娠しているから、先に通してね!」と、番号札なしでひとりの女の人を窓口に直行させました。でも、その人、ジャージ姿、20代の女性で、妊娠後期というわけでもなさそうです(私は妊娠したことないですけど、たぶん6ヶ月ぐらい)。それでも、ヨボヨボのお婆さんを窓口に立たせたまま自分の用事を済ませて、さっさと出て行きました。

これって、普通なんでしょうか?

私の感覚だと、体が不自由なお年寄りは、若くて健康な妊婦よりも優先されるべきだと思うんですけど、どうも、この辺のギリシャ人は優先順位が違うみたいなんです(ギリシャでも、別の地域に行くとまた違うかもしれないので、一応、地域限定にしておきます)。

同じようなことを思ったのは、ある日のこと教会ででした。復活祭が近い日の礼拝だったので、教会はいっぱいの人。礼拝の後、イコンにキスするための長い行列ができていました。教会の人が列を整理して、人々を列に並ばせようとします。よぼよぼのお年寄りは、立っているのが辛いので、割り込もうとするのですが、列を整理する係りの人は、「終わるまで待ちなさい」と言って、割り込ませてくれません。ところが、小さい子供を連れた母親はどんどん割り込ませるのです。一緒にいた旦那に、「あれは何故?」と訊いたら、「子供は特別だから」と答えました。私の感覚だと、体が辛いお年寄りが優先で、元気な子供は後回しにすればいいと思うのですが、やっぱりこの辺も違うみたいです。

以前、妊娠している女の人にはバスの無賃乗車も許すべきだと論じているギリシャ人たちに違和感を覚えましたが、老人よりも妊婦や子供を絶対的に優先させるのにも違和感を覚えっぱなしです。どうなんでしょう、これって私の感覚が変なんでしょうか?

****************

(おまけ)





うちにあるツレキがなかなかなくならないので、フレンチ・トーストにしていました。(ツレキって何?と言う方は、コチラを参照してください)。


tsoureki.jpg


ブリオッシュでフレンチ・トーストをつくるとめちゃめちゃ美味しいので、ツレキでもいいかなと・・・

これは、なかなか美味しかったです。ツレキのにおい時代は消えないので、あの臭いが嫌いな人はダメだと思いますが、普通のパンで作るより塩味が少なく、パンの繊維が残るので、もちもちしています。ツレキが余った時には、是非お試しください! 

って、そんなに余りませんよね(笑)。


テーマ:ギリシャ - ジャンル:海外情報

ギリシャ雑感 | トラックバック:0 | コメント:4
[ 2009/05/06(水) 13:28 ]

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コメント
う~~~ん、あまり、全然老人には優しくない地域なのですね。
子供が特別というのは、大事にすべきという意味なのでしょうか?
お年寄りを大事に・・と教育を受け続けた日本人には理解しがたい内容ですね。
宗教と関係しているのでしょうか?それとも風習?
妊婦の無賃乗車については全く同意できませんよ。
納得できる理由を聞くまでは意味が分かりません。笑
ツレキの臭い・・写真だけならフレンチトーストのいい香りが漂ってきます~^^

URL | ありーしゃ #z1uogJ6Q | 2009/05/06(水) 20:28 [ 編集 ]

私には1歳5ヶ月の子供がいるのですが、銀行等に行くと同じように割り込ませてくれます。
子供を長時間、人ごみの中に置いておくのがダメなようです。
本音は”連れてくるな”かもしれませんね。
妊婦の無賃乗車は私も分かりませんが、一度検査員に”いいよ。いいよ。”と言われたことがあります。
もちろん持ってましたが、出す前に言われちゃいました。
老人に優しくないというより、ギリシャで待つのは当たり前で老人の割合も多いので一度譲ると切りがないということではないかと思います。
今は好意に甘えて、子供が大きくなったら恩返ししようと思ってます。


URL | atk #- | 2009/05/07(木) 08:40 [ 編集 ]

ありーしゃさん、こんにちは!

老人に優しくないということはないんですけど、子供や妊婦にはもっと優しいので、子供・妊婦vs老人という図式になったときには前者が勝つんです。今、日本でも老人が増えているし、世代間対立もあるので、もしかすると、私が教育を受けた時代よりは、お年よりは大切にされなくなっているのかもしれないですけどね。

妊婦さんの無賃乗車を許せというのは、「妊婦さんなのだから、責めてはかわいそうだ」みたいな理屈でした。でも私は、そんなことで非難される検札係の人の方がかわいそうだと思いました。

ツレキのにおいは独特ですけど、中東でも使われているはずの香料なので、ありーしゃさんなら大丈夫だと思います(笑)
URL | mesogeia #- | 2009/05/07(木) 19:45 [ 編集 ]

atkさん、こんにちは!

コメントありがとうございます。

ギリシャ人は基本的に子供好きなので、どこでも歓迎だと思っていたのですが、そうでもないですか?

確かに、検札係の人は、小さい子供を抱いたり、手を引いている人なんかには、出すのが大変だからいいよ、という意味で、切符を持っているいないに拘わらず、見逃すのかもしれませんね。

子供連れや妊婦さんが普通の人より優先というのは当然なのですけど、今回は、体が不自由なおばあさんよりも優先させたので、カチンと来ました。だって、そのおばあさんは、ちゃんと番号札を持って待っていたし(もう一人、足が不自由なお爺さんがいたのですが、その人は割り込ませてもらっていました)、ちゃんと歩けないから、番号が呼ばれる前にカウンターの所に寄りかかって待っていたんです。妊娠している人が、ぎゅうぎゅう詰めの銀行で1時間も待てないのはもちろんですけど、おばあさんの番が終わるまで待っていたって、5分程度。それぐらいは待ってもいいんじゃないかと・・・ 

ところで、atkさん仰るように、老人の数は多いような気がしますよね。割合的には、日本のほうが高齢化が進んでいると思うんですけど、何故なんでしょう?ギリシャの人は老け込むのが早いのでしょうか?不思議です。

(こんなデータを見つけました http://memorva.jp/ranking/unfpa/who_2006_over60.php )。


URL | mesogeia #- | 2009/05/07(木) 20:06 [ 編集 ]

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