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『ギリシャへの小窓』
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プロフィール

mesogeia

Author:mesogeia
Twitter: @tab_greece

イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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の更新情報などをお伝えします。

プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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美味しいシーフード・レストラン
久しぶりに、「これは!」というレストランを見つけました。ジジフィエス(アテネ、カリセア地区の海に近い部分)にあるタラシノスという店。

ジジフィエスというのは、あまりイケてない地区(危ないとか、荒廃しているという意味ではなく、普通の住宅・オフィス街という意味)ですが、レストランがたくさんあります。お店の多くは住宅の間にポツンとあるので、観光客はほとんど0。近所の人か、知り合い・友達の紹介で来た人、あとは私たちのようにネットや雑誌で情報収集している人しか来ません。つまり、モナスティラキやコロナキのように、「通りかかったから、入ってみました」という現象は起きにくい場所です。

そして「タラシノス」。プサロタヴェルナ(魚レストラン)です。いつものように旦那と二人で行ったのですが、外から店を見た旦那は「えー!」。旦那は、地味な店や、ちょっと古びた店を見るとこういう反応をします。


thalassinos


でも、中はきれいだったので、大人しくなりました(笑)。


thalassinos


8時半に行ったので、お客さんはまだ2組だけ。でも、後からけっこう人が入ってきて、テーブルの半分ぐらいは埋まりました。金曜日の夜だったせいもあり、ギリシャ人の夕食は遅いです。

メニューは、ほぼ魚のみ。メゼの種類は豊富ですが、メインディッシュのセクションには魚の名前とキロ売りの名前が書いてあるだけ。私たちは大きな魚は注文しませんでした。メインを注文しないのは変なのかなとは思ったのですが、周りのテーブルでも大きな魚をとっている人はいなかったので、それは別に構わないみたいです。

お通しはパンとブリグリ(ブルグル)の入ったトマトと野菜のサルサ。


thalassinos38740030.jpg


お野菜はスタムナガシ。


Stamnagathi


スターターは「ガリドプラソピタキャ」(1皿4個で、この2つは私のお皿に盛り付けてもらった分)。


Garidopitakia


薄いフィロの中には、ミジスラ、ディル、ポロ葱そして小エビなどが入っています。フィロがサクサクで美味し。海老の味はあまり利いていませんでしたが、ポロ葱の甘さ、ミジスラとディルの組み合わせが気に入りました。

さらに続いて・・・


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[ 2012/03/31(土) 08:21 ]

カップチーノ 1ユーロ



グリゴーリスの小カップチーノが1.80ユーロから、1ユーロになりました。一時のオファーではなく、値下げのようです。
デフレですね。

Sent from my iPhone

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[ 2012/03/30(金) 14:59 ]

モブログのテスト

モブログのテストをしています。


       


テストはうまくいきました。気が向いたらモバイル・ブロギングもしてみようと思います。

上に写っているのは、ピレウス、ミクロリマノにあるレストラン『ヴォスポロス』のアダナ・ケバブ。友達が、最近流行りのクーポンを買ってくれたので一緒に行きました。50ユーロが30ユーロになるぐらいの割引率(表向きには・・・ですが)で、で二人分、飲み物も含まれていました。選べるメニューの種類が限定されるのがちょっと寂しいですが、一人15ユーロですので、お得ですよね。

私たちのほかにもクーポンで来ているお客さんが結構いました。ウイークデーだけのオファーで、お店はどうせ暇みたいですから両者の利害が一致するなら、不景気の昨今、良いアイディアだと思いました。

逆に、クーポンが使えるような日にクーポンを持っていないと悔しい思いをするので、特に土曜日以外(週末、特に土曜日は割引がきかない店が多いですので)に外食する予定のある人はネットでチェックしてみて下さい。


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ピレアス | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2012/03/25(日) 04:43 ]

クリエイティブなメゼドポリオ
前のエントリーにあるファドのコンサートが10時に終わった後、スブラキを探して、近くを歩き回りました。

でも、これが無いんですよ、土曜日のこの時間にアテネの真ん中でスブラキなんて。スブラキはあきらめて、普通の食事をと思っても、キッチンがもう閉まっていたりして、結局、絶対店が開いているであろうモナスティラキまで歩いて、やっと食べたいものを見つけました(まあ、店を選ばなければ、他にも開いている店はあったんですけど、高かったり、不味かったりする店は嫌ですからね)。

前に一回来たことがあるウーズー・メラスロン。その時の記事はここ。テッサロニキの有名なメゼドポリオのアテネ支店です。

もう、11時過ぎていたのですが、お店の半分以上の席は埋まっていて、けっこう繁盛してました。お客さんのほとんどが若者で、居酒屋を思い出させます。

内装がレトロ調なところも居酒屋。


ウーズー・メラスロン


独特の長い紙に書かれたメニューは以前と同じ。消費税が上がってからも値段は上げてないようですが、メニューの種類は減っていました。がんばっているなぁ、と感心。

前菜はサラダ。ルーコラ、マヌーリ・チーズ、ドライ・トマトの油漬け、そして端っこに散らしてあるのはなんとクルーリ(ギリシャ人が朝食やおやつに食べる、ゴマをまぶした輪状のパン)!


サラダ


パクシマディアと呼ばれるドライ・ブレッドやクルトンを散らすのは定番ですが、クルーリとはびっくりです。私は、サラダにクルトンは嫌いなのですが、クルーリはクルトンみたいに油っこくないし、パクシマディアみたいに硬くもないので気に入りました。

そして、ザジキも前菜。うちの旦那は、家ではパンを食べないのですが、外食するとパンとザジキを食べたがります。
条件反射のように・・・


ウーズー・メラスロン


このタベルナ、ギリシャの定番料理を出すのが嫌みたいで、フライドポテトがないんです。旦那はがっかりしていましたが、少なくともザジキはあってよかったです。


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[ 2012/03/13(火) 22:34 ]

コンサート二題

私は熱心に音楽を聴くほうではないのですが、旦那はお祭り好きなので時々付き合ってコンサートに行きます。

先週の土曜日には、グリケリアのコンサートに行きました。

この人 ↓




場所はネア・フィラデルフィアの「ディプラ・スト・ポタミ」というコンサート・ホール。


music287401.jpg


日本で言うところのコンサートではなく、お酒を飲みながら音楽を聴くタイプのホール(ブズキャ)なので、プログラムが始まるのは夜10:30より(実際に始まるのは11時近く)。


グリケリア


立ち聞きだと15ユーロで飲み物一杯付き。椅子が欲しければ、二人で65ユーロが必要です(ワイン一本付き)。


グリケリア


この日のレパートリーはスミルネイカと呼ばれる、スミルナ(イズミール)のギリシャ人の歌、そして、彼女のクラッシックなヒット曲。トルコ人の女性歌手とギリシャ人の若い女性歌手と交代したり、一緒に歌ったり、終わったのは2時。これでも、この手のコンサートとしては早く終わったほう。3時、4時に終わることもしばしばです。

嫌なのはタバコの煙。法律的には公共の場所で喫煙することは禁止されているのですが、その辺はいい加減なギリシャのこと、皆んなぷかぷか吸い放題。おかげで着ていたジャンパーがヤニ臭くなり、洗わなければいけなくなりました。しばらくは行きたくない感じです。




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[ 2012/03/12(月) 23:30 ]

重いチーズケーキ
先週の土曜日、ピレウスの中心部に最近できたCakeというお店にケーキを食べに行ってきました。チェーン店なので、アテネの別の場所で見かけている方もいらっしゃることでしょう。

小さいお店なのですが、ギリシャのお菓子屋さんには珍しく、カフェテリアと併設になっています。

私も旦那もケーキを一人一つ食べられないので、いつも通り、一つだけ注文して二人でシェア。いろいろ魅力的なケーキがあったのですが、この日は旦那のリクエストによりチーズケーキ。以前にも書きましたが、ギリシャでチーズケーキというとレア・タイプのことで、日本で普通の焼いたタイプは見たことがありません。

「ドン!」


チーズケーキ


上からビシノ・ソース(サワーチェリー)がかかっていますが、この組み合わせもギリシャの定番です。


チーズケーキ


私は、このビスキュイ部分があまり好きでありませんでしたが、チーズ部分は美味しいです。ただ、重い・・・ かなりしつこいです。二人で食べていたのに、それでも最後のほうは苦しくなりました。


チーズケーキ


さて、気になるお値段ですが、6.50ユーロ。レストランで食べるデザートのような値段です。


チーズケーキ


その代わりコーヒーは安くて、カプチーノが2.50ユーロ。このため、合計は11.50ユーロと、普通の値段になりました。

ケーキはテイク・アウトだと値段が違うと思います。

ギリシャのお菓子屋さんで「西洋風」のケーキを買うと失敗のことが多いのですが、ここはちょっと期待できそうなので、また別のを試してみます。

Cake
Karaiskou 98, Piraeus
Tel. 210 4225 707

ピレウス以外のお店
Kolonaki: Irodotou 15
Ermou: Fokionos 2-4
Halandri: Likourgou 2 & L. Kifisias
Nea Smyrni: 2as Maiou 22, Pl. Smyrnis
Glyfada: Lazaraki 20
Voula: Vas. Pavlou 67
http://www.cake.gr/


        


アテネの中心部でお店がどんどん閉まってゆく(潰れてゆく)というニュースを聞きます。スタディウー通りでは半分ぐらいのお店が閉まっているのだそうです。

シンタグマの近くにあった中華料理店「ファー・イースト Far East」、「ディロス Diros」、そして「セリエ・ビストロ Cellier Bistro」も閉まってしまったとか。「ディロス」には一度行ったことがありますし、「セリエ」の店長さんとは話しをしたことがあるので感慨があります。もちろん新しく開店している店もあるのでしょうが、上の三つの店はまだ空き家になったままです。ギリシャ経済の再生はいつになるのでしょうか・・・・



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[ 2012/03/11(日) 10:53 ]

アテネにゲオルギアディス
2月18日にアテネに散歩にいったときの話。

カプニカレア教会(下)の近くを歩いていたら・・・


カプニカレア


『ゲオルギアディス』がオープンしているのを見つけました。


georgiadis0020.jpg


アドニスではありません(笑)!

『ゲオルギアディス』はヴァルキザにある巨大なお菓子屋さん。ヴァルキザに行ったことのある人は、必ず見かけているはずです。

お店で「いつ開いたのですか?」ときいたら、一ヶ月前との答え。あれから二週間ぐらいたっていますので、現在で一ヵ月半といったところでしょうか。

散歩の途中だったのでお菓子を買うわけにはいかず、フィラデルフィア・チーズとハムという変わりジャンボノティロピタを買ってみました。1.80ユーロぐらいだったかな。


georgiadis0030.jpg


中に入っているハムの質は今ひとつ(パリザキ程度)でしたが、パイクラストはサクサクで美味しかったです。

シンタグマの方でも『ト・クリュソ』というブガツァ屋さんがオープンしているのを見かけました。


chryso0010.jpg


クリーム・ブガツァだけではなく、チーズやほうれん草のブガツァが売られています。


chryso0020.jpg


上のパイを食べたばかりだったので、「もう一つ・・・」というわけには行きませんでしたが、いつかトライしてみます。

ギリシャの外食産業は大不況の中にありますが、それでもアテネの中心部だと外で食べなければならない人がいるわけで、そういう人は一つ2ユーロでお腹いっぱいになるパイを買うようになっているのかな、と分析してみました。

       


下は、カリセアのダヴァキ広場にあるTaoというお菓子屋さんで買ったレモン・タルトとイチゴ・タルトです。


IMG_0261.jpg


一つ2.50ユーロ程度と安くて、美味しいです。この辺を通りかかる機会のある方はお試しください。


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[ 2012/03/03(土) 10:07 ]

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