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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
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イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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アルメニア・ケバブ


先日、長年の念願がかなって(?)、グリファダにあるアルメニア・ケバブの店に行くことができました。

『ギリシャのごはん』のsalahiさんが紹介していらっしゃるこの店↓です。

http://blog.livedoor.jp/sevam_a/archives/51595103.html

何年も前にウエッブサイトhttp://www.serkos-glyfada.com/を発見して以来、ずっと気になっていたのですが、ちょっと中途半端な場所にあるので、なかなか行く機会を見つけられずにいたのです。

私はチキン・シシュを食べました。


チキン・シシュ


鶏の胸肉なのですが、「!」というぐらい柔らかくてジューシーに仕上がっています。

旦那はチーズを練りこんだケバブを食べていましたが、それも美味しかったです。

と、噂どおりの美味しさでしたが、噂どおり値段もちょっと高めで、一般的なグリルレストランよりも2~3割り増しぐらいのお勘定になりました(私たち二人分45ユーロぐらいで、レシートはなし)。

ただ、倍ぐらい違うなら考えちゃいますけど、これぐらいの違いなら、「美味しいからいいや」と思えるので、また行きたいです。


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[ 2012/01/28(土) 11:18 ]

ナンバー・プレートのない車
先週末からひどい風邪を引いてしまい、咳が止まりません。なんとか週末のうちに治したいのですが、困ったものです。

1月からまた手取りの給料が下がり(増税のせい)、生活はよりいっそう苦しくなりました。イラン石油の輸入禁止が始まると、ガソリンや灯油の値段がまた上がるでしょうから、この寒い季節、どうやって家を暖めていいのか、多くの人は冷や冷やしていると思います。現在トロイカと政府の間で行われている交渉では、最低賃金をグロスで月450ユーロに引き下げ、さらには、休暇ボーナス(本当のボーナスではなく、年棒として最初から計算されているもの)制度を廃止することが議論されています。その一方で、基本生活物資の物価はほとんど下がっていないか、上がっているぐらいだし、不動産税増税、車両税も増税ですから、生活が良くなる見込みが立ちません。これぐらい賃金を下げたところで、ギリシャに投資して雇用を創出してくれるような奇特な外資は現れないですもんね。

IMFも、メルケル首相も、財政締め付け政策は失敗したと公言する一方で、トロイカは以前と同じか、それ以上の緊縮を要求し続けていますから、言っている事とやっている事がちぐはぐです。まあ、財政の締め付けが財政破綻に有効な政策でないことはアルゼンチンやトルコの例ですでに分かっていて、それでもやったんだから、実際にはギリシャにも予期したことが起きているだけなんですけどね。今はいったいどの段階で方向転換が起きるのか見守るだけです(なーんて、のんびりしたことを言っていますが、私たちも失業したら逃げ出す方法を考えるしかないわけですが)。

そんな訳で、前年中に払わなければならなかった(実際には、年末に税務署がストをしたので、1月初旬まで締め切りが延びたのですが)2012年の車両税を払えない人が増えました。期限を過ぎてから払うと罰金がかかるので、払えない人は税務署にナンバープレートを返上して、車を使わないことを条件に、税金も免除してもらいます。このため、うちの近所ではナンバープレートない車が所々に・・・

これとか


車


これとか


車


本当は、ちゃんと車を保管する場所がなければナンバープレートの返上はできないのですが、おそらく、田舎の家の庭にでも置いておくと嘘をついて、ナンバープレートを返してしまう人がいるのでしょうね。でも、あんまり長く置いておくと、廃車とみなされて回収されてしまうんですけどね。


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[ 2012/01/28(土) 10:51 ]

ケサリアニのポリティキ料理レストラン
最近寒いし、日も短いので、旅行に行ったり、ピクニックしたりする気がしません。だから、週末はレストラン探訪をする機会が増えました。この日も本当は、ケサリアニの山をハイキングしてから食事に行くつもりだったのですが、天候不順だったので、ハイキングの部分はカットして、レストランにだけ行きました。

このお店、ケサリアニ地区といってもディヴァニ・カラヴェルホテルの裏手当たりにあり、山からはずっと遠いです。

ネットで評判が良かったので、行ってみました。ジャンルは「ポリティキ・クジーナ」です。

行ってみると、住宅を改造したらしい小さなお店でした。暖かい季節には外にもテーブルを並べるようですが、冬の間は建物の中だけで、テーブル数は10もないんじゃないでしょうか。


vourliotina


壁には古い写真や書類が飾られ、とてもレトロな雰囲気。メニューは下にペーストするウエッブサイトからも見えますが、小アジア風のちょっと珍しい料理が並んでいます。


vourliotina


突き出しに出てくるパンには、オリーブ、オリーブオイルとバルサミコ酢、コパニスティのようなチーズディップがついて来ました。一人2ユーロの強制オーダーです。


パン


また、うちの旦那がいろいろ注文したがるのをセーブしつつ、4品選びました。私たち二人は4品食べると、特にメイン料理を二つとってしまうと、たいていどこのお店でもお腹一杯で苦しいぐらいなのですが、旦那はなかなかそれを学習してくれません。

ミックスサラダ。


Anamikti Salata


レタス、人参、キャベツ、ディル、ねぎを刻んでドレッシングで合えたものの上に、ヨーグルト味の甘いソースをかけて、石榴の実を散らしてあります。


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[ 2012/01/22(日) 12:04 ]

コリダロス探訪
先週末、アテネのコリダロスという地区に散歩に行ってきました。

コリダロスといえば、監獄があることで一番有名なのですが、レストランがたくさんあることでも有名です。大きな広場が二つあり、その周囲と間にたくさんレストランとカフェテリアがあります。

これはエレフテリア(自由)広場。


プラティア・エレフテリアス コリダロス


広場に並ぶカフェテリア。


コリダロス


これは広場の中心部で、公園になってます。


コリダロス


私たちは、もう一つの広場「パンコスミア・イリニス(世界平和)」にあるエリアという店に入ってみることにしました。


エリア コリダロス


レストラン(タベルナ)だと思って入ったのですが、結局、グリル(プシスタリア)で、メニューはすべて焼肉系。下に写っているのがお店で、こちらにはカウンターしかなく、広場のほうにいくつかテーブルがあります(上の写真)。座席の数はそれほど多くないので、デリバリーが主のお店のようです。


コリダロス


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[ 2012/01/15(日) 11:28 ]

グリファダでメキシカン
今年第一弾のレストランはメキシカン!

なんだかトンチンカンな年になりそうな予感(笑)。

特に行きたくて行ったわけじゃないんですけど、歩いていたらハンバーガーが食べたくなったので、まあちょっと試してみましょうか、という感じで入りました。本場のメキシコ料理を期待していたわけでもありません。まあ、メキシカン風のファミレスみたいなものかなぁ、と。


Vamos Amigos


中は広々としています。私たちは8時ぐらいに行ったので、まだ盛り上がってはいませんでしたが、9時ごろになると結構人は入ってきていました。ドリンクとおつまみだけという使い方もできるみたいです。お店にもAll Day Cafe-Bar-Restaurantと書いてありました。


Vamos Amigos


旦那はマッシュルームとチーズが入ったハンバーガー(10.60ユーロ)。


Mushroom Burger


旦那は美味しいといって食べていました。フライドポテトはちょっとしおれ気味。


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[ 2012/01/08(日) 12:36 ]

ギリシャ三連休、遺跡・博物館はお休み
 前のエントリーに、週末、遺跡や博物館は開かなくなるかもしれないと書きましたが、さっそく、この三連休も閉まることになったそうです。理由は、監視する職員への支払いがまだはっきりしていないため。

 というわけで、この週末に博物館、遺跡訪問を予定していた方はあきらめてください (ただ、こういうストは途中で中止になることもあるので、どうしてもあきらめきれない人は電話して確かめましょう)。

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[ 2012/01/06(金) 08:46 ]

カリ・フロニア
カルフォルニアではありません。カリ・フロニアはギリシャ語で「良いお年を!」 

去年はギリシャ一般にひどい年でしたが、来年はもっとひどくなりそうです。でもやっぱり、希望をこめて「カリ・フロニア」。

下は、ママ手作りのメロマカロナ。


メロマカロナ


ギリシャ人がクリスマスから年頭にかけて食べるお菓子で、ビスケットに蜜を染込ませてあります。中にナッツを砕いたものを入れることも。うちのママ(姑のことです)はサモスの出身なのですが、伝統的なサモスのレシピでは、蜜は染みさせないのだそうです。また、ママは中のナッツに灰を混ぜたメロマカロナも作ります。別に神聖な灰とかではなく、暖炉から集めてくると言っていました。旦那いわく、灰が入っていると、サクサクしてとろけるような食感になるそうですが、私には良く分かりません(旦那は「違いの分からない」男なので、味に関してはあまり信用しない方がいいです)。

これを手作りした友達によると、けっこう簡単にできるそうです。でもうちは、ママが沢山作って、それを息子たちの家族にお裾分けのが伝統になっているので、とりあえず私が作る機会はなさそうです。

年末年始にはメロマカロナだけではなく、クラビエデスという粉砂糖にまぶしたアーモンド入りクッキーも食べます。イギリスのショートブレッドに似た食感で、私はメロマカロナよりこちらのほうが好きです。

これ


Kourabiedes


このお店のは丸いですが、三日月形をしていることが多いです。

年末、商店に入ると、入り口のところにこのメロマカロナとクラビエデスが山積みされていて、お客さんが好きなだけつまめるようになっています。ただ、両方とも手が汚れるお菓子なので、洋服屋さんやなんかではやめた方がいいんじゃないかなぁとよく思った記憶があります。「記憶があります」というのは、この習慣、だんだん廃れつつあるようで、今年はほとんど見かけなかったからです。たぶん、2~3年で完全に消滅するのではないでしょうか。ギリシャの商店、年末商戦では売り上げ去年の30%減。お菓子を配っている場合ではないのです(しかも、商品が汚れるし・・・)。


今年のお正月は31、1日が土日だったので、30日や2日休む習慣がないギリシャでは、まったく普通の週末のようでした。うちは家族がだんだん年をとっていることもあり、特に大食するわけでもなく(とか何とか言いながら、一番食べるのは舅と姑だったりするわけですが)、あまり正月らしいことをしないまま過ごしてしまいました。

下は昨日行ったスケート場の写真。


アセンズ・ハート


滑っているのはほとんど子供かティーンエイジャーで、子供の付き添いで滑っている両親を除くと、私と旦那は最年長グループ。2時間ぐらい滑ってきました。

でも、靴のサイズが合わなかったので、今日はひどい靴擦れです。バンド・エイドを買いに行くので、ブログもここで終わり。

皆さんにとって2012年が良い年となることを祈りつつ。


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[ 2012/01/02(月) 14:24 ]

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