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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
Twitter: @tab_greece

イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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の更新情報などをお伝えします。

プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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5月1日のスト
明日、5月1日はメーデー。ギリシャでは祭日です。まあ、今回は土曜日に当たってしまったので、あまり関係ないですがけど。

でも、デモやストライキは多少あります。

国鉄(ΟΣΕ)は24時間ストです。

アテネの公共交通機関は朝の間だけ(5時から7時まで)動きません。

skai.grのページ

ピレウスの港もストだという話が1週間ぐらい前から出ていたのですが(ココなど)、今日の新聞には載っていません。とは言え、船での旅行を予定されている方も一応気をつけましょう。

5月1日追記:やっぱり船もストだそうです。

また、ストとは関係ないですが、祭日なのでお店は基本的に休みです。お買い物は今日のうちに済ませましょう!


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[ 2010/04/30(金) 16:16 ]

エギナに行く船で

事実上破産してしまったギリシャ、今IMF、EUと資金援助の条件を交渉中なのですが、そこから漏れてきた話では、国家公務員はボーナス(クリスマス、復活祭、夏休みに際に支給されるお金)を完全カット、年金生活者のうち一定額以上の年金をもらっている人も、上記の際に支給されているお金をカット、高額年金のカット、消費税・タバコ酒税・燃料税の更なる値上が予定されているらしいです。まだ細部をつめているところで、正式な発表は土曜日か日曜日と言われています。

失業率がさらに上がる懸念もあり、リストラクチャが済むまで、ギリシャは当分大変です。


という暗い話はさておき、エギナ島に行った時の話を・・・

エギナ島には何隻もの船が就航していますが、私たちが行きに乗ったのはHellenic Seawaysの「ネフェリ」。車も乗れる巨大なフェリーです。

ネフェリ


チケットは片道9.5ユーロ、1時間5分でエギナ港まで到着します。エギナには、こういうフェリー以外だけではなく、フライング・ドルフィンと呼ばれる高速艇もでていますが、かかる時間の違いは20分程度です。ちなみに、エギナに行く一番安い船はアギオス・ネクタリオスという船で、これだと片道7ユーロです。ただ、時間はもっとかかるかもしれません。

ピレウスから出航するところ。


ピレウス港


海の水は青というより黒。


海水


汚いわけじゃないんですけど、光の加減なんでしょうか。まだ午前中だったせいかもしれません。

行きの船はそれほど混んでなくてどこにでも座れたのですが、旦那が「外に座りたい」とのことで、デッキ席に陣取りました。この日は暖かかったので、いい感じでした。


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[ 2010/04/30(金) 12:11 ]

赤い海老
ライキで買った赤い海老。


kokkines garides


キロ10ユーロだったのが6ユーロに下がっていたので買ってみました。

キミ(島の名前)の海老って書いてあったと思います。

新鮮そうだったので、ちょっと生で食べてみたら甘海老とボタン海老の中間の味でした。

でも生のままだと旦那は気持ち悪がって食べないので、旦那のママと相談の結果、茹でて食べました。私はオーブンで焼きたかったんですけど、旦那のママは「そんなの聞いたことないねぇ」と言うので、断念。ギリシャ人は食べるものに関して保守的な人が多いので、あまり冒険は禁物。

まあ、美味しかったし、みんな安心して食べていたので良かったです。

わさび醤油があればもっと良かったですけどね(笑)


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[ 2010/04/28(水) 17:43 ]

私たちがナフプリオにいけなかった訳
今日、日曜日は、旦那と一緒にエギナ島に行ってきました。

でも、本当はナフプリオに行くはずだったんです!

誰も聞きたくないでしょうが、なぜナフプリオがエギナになったのかをご紹介!(プププッ)

昨日まで、旦那と私はイレクトリコでピレウスからオモニアまで行き、オモニアからタクシーでキフィスー・バスターミナルに行くつもりだったんです。

昨日の夜、その話を旦那の父さんにしたら、「お前(=旦那)は馬鹿じゃないか!?ピレウスからバスターミナルまで行くバスがあるのに、何でオモニアなんかに行くんだ?タクシー代いくらかかると思っているんだっ!?(って、3ユーロぐらいなんですよ!) アギア・トリアダ教会の所からバスに乗れ!」。

と馬鹿にされ(註:旦那のお父さんは、すぐに人のことを馬鹿だと言います-ヤナ奴)、バスターミナルまでバスで行くことになりました。

ちゃんと時刻表を調べ(日曜なので、30分に一本しかありません)、それを乗り逃がさないため、うちからアギア・トリアダ教会までタクシーに乗りました(うちからのバスも、日曜日なのでいつ通るか分かりません)。

こうして、旦那の父さんに言われたバス停に到着。ところが時間になってもバスが来ないじゃないですか!

なぜだろうと思いながら待っていたら、親切な人が教えてくれました。

「日曜日はマーケットで先の道がふさがるから、バスは別の道を通るんだよ」。

ギリシャはこういうところはとても不親切なので、ルートの変更などはどこにも書いてありません。

というわけで、時はすでに遅し。バスターミナルに遅れていって、さらに1時間も待つのも嫌なので、結局近くの港からエギナに行くことにしました。

まったく、旦那の父さん、中途半端な情報を教えないで欲しいものです(怒)


エギナについては、カメラから写真をダウンロードしてからまた書きますねー


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[ 2010/04/25(日) 20:05 ]

結婚相手を知るには・・・
今日、旦那の両親のところに食事に行ったら、変わった風習を聞いたので、忘れる前に書いておきます。

未婚の人が、将来の結婚相手を知る方法!

カサリ・デフテラ(四旬節最初の月曜日)の後の最初の土曜日、枕の中に、聖テオドリ教会で貰ってきたコリバ(茹でた穀物に石榴の実、ゴマ、干しブドウを混ぜたもので、死者を弔うために用意される)を入れて、呪文を唱えてから寝ます(呪文も聞きましたが、忘れてしまいました)。そして、夢の中に出てきた人が、将来の結婚相手!

うちの旦那は初耳だそうですが、全く違った地方出身のお父さんも、お母さんも知っていました。お母さんも、お母さんの友達も、ちゃんと今の旦那さんの夢を見たんだそうです。

ギリシャ人と結婚なさっている方、知っているかどうか訊いてみてください。


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[ 2010/04/24(土) 23:20 ]

海を見ながら(それほど美味しくない)食事
近所で食事。

写真では分かりにくいと思いますが、海の前です(バックグラウンドにフェリーが見えています)。


店内


私は近所の魚レストランに行きたかったのですが、行きたかったお店が満員で席待ちだったので、お腹をすかしていた旦那が「早く食べられるところにしよう」と言い出して、ここになりました。カフェテリアにもなっていて、コーヒーを飲みには以前に何度も来たことがあります。

私はそんなにお腹が減っていなかったので、二人で4皿だけ注文。左は注文しなくても出てくるパン、右はマヌリ・チーズのクリームをのせたサラダ。


サラダ


マヌリに何を混ぜたのか、緑色になっていてびっくり。私も旦那もマヌリは初めて食べました(旦那などは、「マヌリって何?」と言い出す始末・・・)。スーパーで売られているのはいつも見ていたのですが、乳脂肪たっぷりで身体に悪そうなので、買ったことがありませんでした。美味しいけど、チーズだけで食べるなら、私はやっぱりアンソティロとかミジスラの方が好き。

ケフテダキャ。


ケフテダキャ


ミートボールを揚げたもの。ミント(ディオズモス)がけっこう入っていて、私はちょっと苦手な味。旦那は喜んで食べてました。

カジキマグロのグリル。


カジキマグロのグリル


ちょっと魚が臭かったのと、焼きすぎでパサパサだったので今一つ。ギリシャで、うまく魚を焼くレストランを見つけるのはけっこう大変。日本料理がそれほど好きでない私ですら、魚の料理はやっぱり日本人の方がうまいと思います。

この外に、フライドポテト、ビール500ミリリットル、大瓶一本の水、エスプレッソ二杯注文して、全部で39ユーロ。場所柄、どちらかと言うと安いと思いました。

もうちょっと料理がおいしければもっといいんですけどねぇ。ちょっと残念。でも、絶対また行くことになるような気がします。


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[ 2010/04/23(金) 14:03 ]

アベロキピのペイニルリ
ペイニルリの歴史を調べて以来、もっと本格的なペイニルリが食べたいと思っていたら、アベロキピペイニルリの専門店を見つけたので、旦那と一緒に入ってみました。

ペイニルリに関する以前の記事は「これ」と「これ」)。

レストランではなくて、テイクアウトの店です。店の中に入ると、いきなり美味しそうなオーブンが迎えてくれます。

入る前には、一つだけ買って二人で分けるつもりだったのですが(旦那は30分ぐらい前にティロピタを一つ食べていたのです)、この光景を見るなり旦那が騒ぎ出し、「絶対一つじゃ足りないよ!二つ買おうよ。一人一つづつね、ね、ね!」


peinirli0020.jpg


というわけで、二つ買うことになってしまいました。7種類ぐらいありましたが、私たちは比較的クラッシックなものを選びました。

旦那はチーズ(なんだったか忘れました)、ハム、トマト、ピーマン、マッシュルーム。


peinirli0030.jpg


私はカセリ、マッシュルーム、トマト。


peinirli0040.jpg


ちょっと変り種としては、アンソティロ、チーズとひき肉というのもありました。トッピングによって若干値段は違いますが、一つ2.30ユーロぐらいでした。

バターを塗るかと訊かれたので、それも塗ってもらいました。

生地は重めで、もちもちしています。お見苦しいですが、私がかじった断面図です。なんとなく感じが伝わるでしょうか?


peinirli0050.jpg


チーズはちゃんとしたものを使っていて、美味しかったです。


peinirli0060.jpg


でも、すごいボリュームで、私は半分でギブアップ(あまり沢山のチーズは食べられないのです)。旦那にあげたら食べてくれました。

B級グルメとしてはなかなかイケていると思います。今度は、レストランのペイニルリにチャレンジしたいです。ドロシアまで行くほどの執念はないですけどね(笑)


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[ 2010/04/20(火) 20:30 ]

デフレ、賃下げ、IMF
ここ数日、ギリシャがIMFとEUから緊急の資金を借り入れるのかどうか騒がしくなっています。借り入れ直前のところまで行ったらしいのですが、IMFから突きつけられた条件が厳しすぎて、EUとギリシャが難色を示している模様。先行きが不透明です。

IMFが出していると言われる条件の中に、民間セクターの賃下げというのがあり、うちもけっこうハラハラしています。

どうやって民間企業の賃金を下げさせるのか、いったいどれぐらいの賃下げかなど、詳細は不明ですが(IMFが出している条件自体、表ざたになっているわけではないので)、経済の専門家に言わせると、その目的は競争力の強化にあるのだそうです。

つまり、「賃金が下がる」→「ギリシャの産品の競争力が上がる+安価な労働力を求めて投資が増える」→「景気が良くなる+雇用が創出される」という図式です。

でも、ギリシャはEUの中でもすでに賃金の低い国です。年棒にして1万ユーロ(手取り)で働いている人などゴロゴロいますし、大卒の人でもそんな仕事に甘んじなければならない人が少なくありません。労働条件だって、決して良くはありません。会社によるみたいですけど、サービス残業なんて当たり前ですし、解雇もそんなに難しくないようです。

それでもギリシャで工業が育たず、ギリシャの産品に市場競争力がないのはなぜなんでしょうか?政府はその辺をもっと考えてもらいたいものです。


ところで、ギリシャにもじわじわとデフレの波が忍び寄っています。

ピレウス駅の近くで見つけたストリップ・クラブ「ククレス」。


ショーパブ


貼紙がはってありました。


値下げ


「今日から毎日、ドリンク6ユーロ」

私でも「行ってみてもいいかな」と思うような価格です。

まあ、それは冗談ですが、アテネの街中でもコーヒーの値段を下げるカフェテリアが増えてきました。特にテイク・アウトのコーヒーを、1ユーロ~1.5ユーロで売る店が。

これを報道するテレビ・ニュースでは「これは正しい商売で、コーヒーを4~5ユーロで売っている店は泥棒だ!」みたいなコメントをしていましたが、デフレを経験している日本人なら誰でも知っているように、これは間違った理屈です。

別に安いコーヒーを売って悪いというわけではないですが、すべての商人が利潤を下げる競争を始め、すべての消費者が値段の安いものばかりに走り始めると、市場で動くお金の量が減り、経済規模が縮小します。利幅の圧縮は、コストカット、雇用のカットにつながり、これもまた経済悪化の一因になります。

商品に付加価値をつけて利幅を増やし、それを雇用や再投資という形で還元するのは商人の正しい道であって、別に泥棒でも何でもありません。

というわけで、「XXの値段が下がった!」などいうニュースを聞いても、ぜんぜん喜べないこの頃です。

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[ 2010/04/18(日) 12:31 ]

アベロキピのタヴェルナ
先日、旦那の友人のお誘いで、アベロキピにあるタヴェルナに行ってきました。総勢5名。他の人たちは何度か来たことがあるということで、お勧めに従いつつ・・・

前菜はサラダ。


ミジスラ・サラダ


ロマイン・レタス、ミニ・トマト、パクシマディア(乾パン)、ミジスラ(ホワイト・チーズ)、ケイパーにバルサミコ酢。

最近、サラダにミジスラを入れてバルサミコと合わせるのがちょっとしたブームみたいです。私にはあんまり合うとは思えないんですけど・・・


ギガ・ケフテデス。


野菜のケフテデス



3種類の盛り合わせで、全部食べてないんではっきりしないですが、多分、ジャガイモ、トマト、そして青菜のケフテデス。

フカフカの仕上がりで、どうやって作るのかなぁと思いました。トマト・ケフテデスは美味しかったですが、フカフカしているせいもあり油を沢山吸っていて、沢山食べられるものではありませんでした。

そして、メインは肉、肉、肉・・・


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[ 2010/04/16(金) 14:20 ]

ユダヤ博物館
『ギリシャへの扉』に「ユダヤ博物館」の記事をアップしました。

ユダヤ人の装束


かつてギリシャには8万人近くのユダヤ人が住んでいたのですが、第二次世界大戦中ギリシャがナチス・ドイツに占領されていた間にほとんどが強制収容所に送られ、虐殺されてしまいました。殺されはしなかったもののギリシャを後にした者たちもあり、現在、ギリシャのユダヤ人人口は5千人以下に過ぎません。

プラカにあるこのユダヤ博物館には、ギリシャにおけるユダヤ人の歴史を示すものが展示されています。誰が見に行っても興味深いという種類の博物館ではないかもしれませんが、ユダヤ人の歴史に興味がある人のみならず、ギリシャの近現代史に関心がある人には是非訪れてみてもらいたい場所です。

この博物館でいい話を読んだので、ご存知の方も多いかもしれませんが、そうでない方のためにここでご紹介したいと思います。





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[ 2010/04/14(水) 19:00 ]

木曜日、公共交通機関の時限スト
今日、明日、またタクシーがストをしていますが、明日はそれだけではなく、アテネの一部公共交通機関も一時ストップします。

http://www.oasa.gr/によると、止まるのは、市バス、トローリー、イレクトリコ(地下鉄のピレウス・キフィシア線)、トラムで、時間帯は11:00-17:00です。

普通のサラリーマンが通勤する時間帯は避けていますが、それ以外の方は影響を受ける可能性が大きいので注意が必要です。

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[ 2010/04/14(水) 08:05 ]

レベティカな夜
金曜日の夜、「レベタディコ」というものに行ってきました。


レベタディコ


「レベタディコ」というのは、ギリシャのポピュラー音楽「レベティカ」(単数形だと「レベティコ」)を演奏するクラブのことで、上の写真のように踊る場所があるケースが多いです。

ギリシャにいらしたことのない人の中には、ギリシャのナイトクラブというと、皿を割るとか、グラスを割るとかいうイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、ギリシャのクラブではこれは普通行われていません。その代わり、花を投げるのが最近のやり方で、この写真の中に写っている赤い服の女の人がその役目の人です。

でも、ギリシャの外のギリシャ風クラブでは今でも皿割りが行われているみたいですので、もしかしたらアメリカのギリシャ・レストランで見たという方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、ギリシャでは全くやらないかと言うとそういうことではなくて、普通の家ではやることがあります。最近でも、復活祭明けの月曜日には、ガシガシ皿を割る音が近所から聞こえてきました。


ギリシャのこうしたクラブでは音楽の演奏が始まるのが遅く、観光客が来るエリアを除けば、早くても10時半ごろ、昨日行ったお店では11時を過ぎてから始まりました。

大体食事もそのぐらいの時間にして、その後踊りたい人は踊り始めます。昨日行ったお店は狭いのに、満員だったので、踊りたい人が全部踊れないぐらいキツキツでした。

音楽が終わって、みんなが帰途についたのは4時!

食事・飲み物込みで一人18ユーロだったので、時間割にするとかなり安価な娯楽ですよね。そのせいなのか、お店に来ていた人の過半数が20代の若い人でした。

こういうクラブが開くのは次の日が休みな金曜と土曜日だけ(お店によっては日曜日の昼間もやるところがあります)。それ以外の日は店を閉めるか、普通のレストランとして、普通の時間帯だけ営業しています。

これはかなりギリシャ度の高い娯楽ですよね。

P.S. Youtubeで、BBCが製作したレベティカのドキュメンタリーを見つけました(英語)。音楽をギリシャの近代史に結びつけて説明しています。興味のある方はどうぞ。




今とほとんど変わっていない数十年前のエギナの町並み、若い頃のミキス・テオドラキス、昔のピレウスの風景など、珍しいものも見られます。


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[ 2010/04/10(土) 14:28 ]

Chocolat @ Glyfada
復活祭明けの月曜日の話。

日曜日の夜、旦那はコンピュータを前に夜4時ごろまで仕事。だから起き出して来たのは朝も11時近くになってから。

だから、お昼ご飯はお家で食べて、午後からアテネに散歩に出かけました。その後は、旦那の友達(T君)とグリファダへ。

アテネは車も少なく、いつもより静かだったのですが、グリファダはすごい人!T君がお気に入りだという、ジシモプールー通りにあるカフェでは、満席だと断られてしまいました。


glyfada7611.jpg


グリファダは海沿いの町なので、カフェテリアなぞ、もっと景色のいいところにつくればよさそうなものなのですが、グリファダの高級カフェテリアは何故かこのジシモプールー通りという、特になんと言うこともない通りに固まっていて、私には謎です)

で、仕方なく同じ通りにある「ショコラ」へ。


chocolat09171.jpg


グリファダには二軒、アテネのティシオ(アポストルー・パヴルー通り、前の記事にでてきた「タ・ブラハキャ」の並びを駅の方に歩いて行った所)、アテネの北郊マルシにも一軒あるミニ・チェーンで、スイーツが人気・・・なんですけど、私たちは去年か一昨年の夏に一回試し、好きではなかったので、この日まで戻ることはありませんでした。しかし、他に席が見つからないのではしょうがないでしょう。


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[ 2010/04/07(水) 10:14 ]

メガロ・サヴァトのランチ

今日は復活祭明けの月曜日。ギリシャは祭日で、テレビでは朝からギリシャ各地の風習やお祭り、またダンスの番組(ダンサーや芸能人が踊って騒ぐ謎の番組で、ギリシャではポピュラー)をやっています。私はET3(ギリシャのテレビ局)でパトモス島のドキュメンタリーを見ながらこれを書いています。





さて、これは復活祭前日、土曜日のお話。

お天気がよかったので、アテネにお散歩に行きました。私はエクサルヒアに行こうと思ったのですが、旦那が「嫌や」と言うので、しょうがなくアクロポリス南側の散歩道を歩きました。フィロパポスの丘に登った後、お腹が減ったので、ティシオの近くでお食事。

本当は、フィリストロンというけっこう有名な店に行こうと思ったのですが、復活祭で休みになっていたので、仕方なくその隣の店に。

「タ・ブラハキャ」


Brahakia


観光客向けの店で不味いんじゃないかとは思ったのですが、値段が安かったのと、日向のテーブルがあって気持ちよさそうだったので、まあたいした損失にはならないだろうと・・・(笑)

四旬節メニューもありました。


saralostimenu.jpg




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[ 2010/04/05(月) 08:05 ]

クリストス・アネスティ
「クリストス・アネスティ!」

4月4日は復活祭でした。

土曜日の夜は教会に行き、そこで復活の日を向かえ、聖火を貰った後は旦那の実家でお食事。肉の塊を夜中の一時過ぎから食べ始め、家に帰って寝たのは夜3時でした。

次の日(つまり今日)、朝9時に起きた後、11時ごろから昼ごはんの用意。子羊半分(3キロ弱で32ユーロでした)というのを買ってあったので、それの三分の二ぐらいをオーブンに入れて焼きました。旦那の実家で昼ごはんが始まったのは午後3時。暴食をした後、夕方は海沿いを散歩、コーヒーを飲んで帰ってきました。

ピレウスの海沿いにあるレストランはほとんどがお休み。復活祭の日は家で家族と過ごす人が多いのと、外食する場合には肉レストランに行くので、海沿いの魚レストランは閉めてしまうみたいです。復活祭のときギリシャ人は普通、子山羊か子羊を食べます。

下は両方とも今日撮った写真。お天気がとてもよくて、しかも暖かく、屋外で肉を焼く人にとっては絶好のスブラ日和でした。


IMG_1306.jpg

IMG_1305.jpg


ギリシャは明日も祭日です。今日よりは公共交通の状態もよく、開いているお店も増えると思うので、アテネにでも行こうかと思います。ギリシャにお住まいの皆さんもよい祭日をお過ごしください。


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[ 2010/04/04(日) 21:59 ]

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