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プロフィール |
Author:mesogeia
Twitter: @tab_greece
イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。
このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト
『ギリシャへの扉』
の更新情報などをお伝えします。
プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。
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5月1日の公共交通 |
明日五月一日は労働者の日で、ギリシャでは国民の祭日です。今年は金曜日にあたったので、週末三連休ですね ラッキー。
でも明日、ISAP(日本人は地下鉄と呼んでいるけれど、ギリシャ人に「メトロ」と言うと、「イレクトリコ!」と注意される、ピレアスとキフィシアを結ぶ電車のことです)は一日中スト、バスやトラムトローリーも早朝と夜間の運転が見合わされるようです。
明日だけではなくて、ISAP、いろいろなところで工事をやっていて、週末は使えないことが多いんです。ピレアスでISAPが使えないというのは不便なんですよね~。シンタグマやオモニアに行くバスは出ているけれど、やっぱりスピードが違うんです。明日、キフィシアに住んでいる大叔母さんに会いに行く計画があったんですけど、ISAPなしでは無理なので、流れました。
東京では、地下鉄や電車は工事中でも、何とかして走らせているのに、なんでギリシャではそれが出来ないんでしょうか?今、エスニキ・アミナから空港に行くメトロも止まってしまっているけど、こんなこと日本じゃ考えられないですよね。京成線を勝田台から成田空港までを止めてしまうようなものでしょ?(ローカルな表現ですいません )
旦那がなかなか帰ってこないので、待っている間に、ちょっと愚痴をこぼしてみました(笑)
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テーマ:ギリシャ - ジャンル:海外情報 |
ギリシャ雑感
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[ 2009/04/30(木) 19:49 ] |
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ギリシャ外務省翻訳事務所(プシリ) |
先週、アテネのプシリ地区にある、ギリシャ政府の翻訳事務所に行って来ました。
ギリシャのお役所にはびっくりするぐらいみすぼらしい所がありますが、ここもかなりキテいます(笑) プシリの裏通りにあるのですが、プシリの小道を歩いていると、おしっこ臭いような気がするのは私だけでしょうか?もしかすると、時々立ちションをする人を見かけるせいで、私の頭にプシリ=おしっこと刷り込まれているからかもしれません。

ここは、ギリシャ語以外で書かれた公的、私的な書類をギリシャ語に翻訳してもらうための場所です。例えば、日本で獲得した学位をギリシャで証明しなければならない時、オフィシャルな翻訳が必要な場合があります。そんなときに来るのがこの事務所です。ただし、日本語からの翻訳はやってくれないので、日本で英語の書類を発行してもらう必要があります。中国語やヘブライ語は大丈夫なのに、日本語はだめなんて、ちょっと寂しいですね。
翻訳してもらいたい書類とID番号(日本人の場合は大抵パスポート番号でしょう)を持って行きます。階ごとに担当言語が違うので、自分が訳してもらいたい書類の言語の階を見つけ、申込書に記入し、窓口に持っていってお金を払います。この時のお金は全額ではなく、書類を受け取るときに残りを払い足すことになるようです。私は英語の書類だったので、二階に行って手続きをしました。2週間かかると言われましたが、急ぎの人のためには、ちょっと料金の高いエクスプレス・サービスもあるそうです。提出のときにはID提示を求められませんが、受け取りに行くときには、用紙に記入したID番号とIDを照合されるそうです。
オフィシャル翻訳が必要な方は参考にしてください。
こちらが住所と業務時間です。 Arionos 10, Psyrri, 10554 Athens Αρίωνος 10, (περιοχή Ψυρρή) 10554 Αθήνα 09.00-13.00 (地図)
*************
(以下、おまけ)
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アテネ
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[ 2009/04/30(木) 08:29 ] |
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ミクロリマノのカフェ |
日曜日、旦那の友達二人と会うためにミクロリマノに行って来ました。
ピレアスに住むいつもの友達は、マリーナ・ゼア(パッサリマニ)が便利なので、いつもそこになるのですが、この人たちはピレアス在住ではないので、ミクロリマノの方が便利だったようです。
マリーナ・ゼアにはいろいろな年代の人がいるのに対し、ミクロリマノでは圧倒的に若い人が多いです。カフェと言うか、クラブのようになっている店もあり、そのような店では、店の前にモデルさんのようにきれいな女の人をおいてお客さんを呼び込んでいます。モデルさんのような人に「カリスペラサス」(午後から夕方にかけての挨拶)とか言われて、私はちょっとびっくりしました 単に知らない人が挨拶しているという感じではなく、どこか心に訴えかけてくるものがあるのです。美しいだけではなく、優れたセールスウーマンなのですね。こういう女の人に釣られて店に入る人がいると思うとちょっとおかしいです。だって、釣ろうと思って、釣られちゃうわけですもんね。ふふふ
ただ、きれいな女の人を置いているカフェはあまり眺めが良くなかったので、私たちはハーバーの半ばぐらいにある「コクーン Cocoon」という店に入りました。

このカフェ、ハーバーに直接面していて、とても眺めがいいんですけど、飲み物の値段はマリーナ・ゼアスのFlocafeやCosta Costa(いずれもカフェの名前)と同じぐらい、つまり、コーヒー一杯3ユーロ~といった感じです。
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ピレアス
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[ 2009/04/28(火) 15:34 ] |
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新アクロポリス博物館 |
昨日、アテネにお散歩に行って、新アクロポリス博物館の前を通りました。ディオニシウー・アレオパギトゥー通りにあります。

アクロポリスにある博物館が手狭になったためと、大英博物館にあるエルギン・マーブル(アクロポリスのパルテノン神殿から、エルギン卿が外してイギリスに持ち帰った大理石の彫刻群)の返還をアピールするために建てられました。イギリス政府はまだ返還を承諾していませんが、この博物館にはエルギン・マーブルを置くための場所があり、そうすることでイギリスにプレッシャーをかけようとしているようです。
ところで、この博物館はまだ一般公開されていません。私の知り合いは、一部が公開されたのを見たと言っていましたが、本当のオープニングはまだです。去年は、一月オープンといっていたのですが、今では六月になっています。
昨日は、この前に何人も警備の人が立っていました。今、バローゾ欧州委員長がアテネを訪問中なのですが、昨日はこの博物館を視察しに来たからです。たぶん、EUからのお金もつぎ込まれているのでしょう。
六月に開いたら、私も見に行きたいです。
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アテネ
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[ 2009/04/27(月) 21:58 ] |
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トロとヴァーリ |
『ギリシャへの扉』に2ページ増やしました。
アルゴリスのトロ

と
アッティカのヴァーリ

です。
トロ(ロの方にアクセントがあります)は、ナフプリオから10キロほど離れたリゾート地です。去年、アルゴリスを旅行したとき、ナフプリオのホテルが高かったので、ここに泊まりました。ナフプリオと違って、町自体はきれいでも何でもありませんが、ビーチが近い(私たちのホテルからは歩いて1分)のが利点です。
ヴァーリは、焼肉屋さんがたくさん並んでいる所として有名で、是非行ってみたいと前々から思っていたのですが、行ってみたら、空港バスで何度も前を通っていた場所であることが分かり、ちょっとがっかりしました。肉は美味しかったです。
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更新情報
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[ 2009/04/26(日) 21:32 ] |
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ホワイトアスパラガス |
LIDLスーパー・マーケットで買い物をしていたら、ホワイト・アスパラガスを見つけました。

ギリシャ語でアスパラガスは「スパラギャ」。私が住んでいるあたりでは、それほど頻繁に見かける食べ物ではありません。ライキ(青空市場)では時々売っていますけれど、タベルナのメニューにのっているのはまだ見たことがありません。緑のアスパラより、ワイルド・アスパラガス(私も食べたことがないこの野菜については、『ギリシャのごはん』のコチラの記事を参照してください)という珍しい野菜の方を頻繁に見かけるぐらいです。ホワイト版を見かけるのはこれが初めてなので、買ってみました。お値段はとってもリーズナブルな、500グラム2.30ユーロ。シーズンのせいもあるのかもしれませんが、これだと、ライキで売っているグリーンのアスパラよりも安いです。
アスパラガスの包み紙には「ギリシャのアスパラガス」とドイツ語で書いてあります。ライキで見かけたものもやっぱりギリシャ語の包み紙に入っていました。どうやら、アスパラはギリシャで栽培されて、ドイツに輸出されてゆくようです。
これを買った時にはまだ節食中だったので、茹でて、塩・レモン・オリーブオイルだけで食べました。ほろ苦くて、とっても美味しかったです
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ギリシャの食
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[ 2009/04/26(日) 08:02 ] |
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アフィミ |
今日は、「アフィミ」をゲットしました!
アフィミというのはΑ.Φ.Μ.の音訳で、ギリシャの納税者番号です。これがないと、銀行口座を開いたり、正規の仕事に就いた時に給料をもらったりができません。
必要書類はID(日本人の場合は大抵パスポートでしょう)と滞在許可もしくは滞在許可申請証明書(通称「ヴェヴェオシ」)です。自分が住んでいる地区の税務署で手続きをします。
お役所なので、本来はいじめられたりするはずなのですが、義兄の友達がそこで働いているため、コーヒーをご馳走になったり、厚遇してもらいました でも、私は日本人なので、実は、こういう裏表のある扱いが大嫌いです。とはいえ、ここはギリシャ、ギリシャ人がいいと思ってやっている以上、外国人である私が批判しても仕方ありません。
同じ役所でもう一つ、ΑΠΟΔΕΙΚΤΙΚΟ ΕΝΗΜΕΡΟΤΗΤΑΣというのも貰ってきました。これは、私の納税番号と納税場所を書いた証明書で、銀行口座をあけるのに必要な書類です。これは無料で何枚でももらえるのですが、同じ役所の中でいくつかの部屋をまわって処理してもらわなければいけません。この国のお役所仕事は、お役所仕事をつくるためにあるので、能率は度外視です。
でも、まあ一日で済んで、よかったよかった(ということにしておきましょう)。
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/04/22(水) 14:17 ] |
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パスハ(復活祭) |
ク~リスト~ス アネ~スティィ エ~ク ネクロン♪
クリストス・アネスティ!
今日は復活祭(パスハ)でした。ギリシャ正教では、復活祭がもっとも重要な祭日です。カトリック教会ではクリスマスが重視されるようですが、正教会では、クリスマスは復活祭の次に来ます。復活祭が、キリストが死に勝利した日であるということを考えれば、それほど不思議なことではないでしょう。
では、まず昨日(メガロ・サヴァト)の夜のお話から。
キリストの復活は夜中0時、つまり日曜日に突入した瞬間です。もちろん、これは象徴的な時間設定で、実際にキリスト復活の瞬間が夜中だったという伝承があるわけではありません。
夜の礼拝が何時から始まったのか知らないのですが、私たちが到着した夜の11時半には、教会はいっぱいで、立っているスペースもないほどでしたので、入り口近くに置いてある、キリスト復活を描いたイコンにキスをしただけで、あとは教会の外で待ちました。
0時近くになると聖職者の一団が教会から出てきて、教会前におかれた仮設ステージの上で、キリストの復活を告げ、みんなでキリストの復活を祝う歌を合唱します(一番最初に書いたのがその一節です)。周りでは爆竹が鳴ったり、花火が上がったりもしていました。
その後、教会では、まだ礼拝、聖餐式が続くのですが、ほとんどの人は、エルサレムから運ばれてきた聖火をもって家に帰ります。私たちも0時30分ごろには教会を後にしました。
でも、ギリシャ人はこれで家に帰って寝るわけではありません。それから待ちに待ったお食事 だからです。
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/04/19(日) 20:58 ] |
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ツレキ get! |
今朝、ツレキをゲットしました!

ツレキというのは、簡単に言うと、復活祭の日に食べる甘いパンです。固いブリオッシュといった感じの食感ですが、マフレピとマスティハという香料を使うので(使う香料については地域や家庭で差があるようです)、普通のブリオッシュとはかなり香りが違います(ツレキの詳しいことについてはWikipediaの記事を参照してください)。
中に入っている赤いものは殻を赤く染めた卵です。ギリシャでは、復活祭のために、殻を赤く染めたゆで卵を用意するのですが、それと同じものです。余談ですが、赤く染めたゆで卵の方は、復活祭の日に卵と卵をぶつけて、割れた方が負けというゲームに使います。
行きつけのパン屋さんで買ったのですが、700グラムで6ユーロでした。スーパーで買うのと比べると倍ぐらいの値段ですが、お菓子屋さんで買うのと比べると若干安いような気がします。自分で作っても良かったのですが、ギリシャで復活祭のツレキを食べたことがないので、やっぱり、どんなものなのか理解してからチャレンジすることにしました。だって、「ツレキだ」と思い込んで、全然違うものを食べていたら嫌じゃないですか!(笑) 明日の朝食べるのが楽しみです。
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ギリシャの食
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[ 2009/04/18(土) 17:54 ] |
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「アクロコリントス」と「エリニコのピラミッド」 |
『ギリシャへの扉』の更新情報です。
去年夏に行った、「アクロコリントス」と「エリニコのピラミッド」のページを加えました。
アクロコリントス

エリニコのピラミッド

超間抜けな話なのですが、アクロコリントスのセクションには、アフロディーテの神殿やペイレネの泉の写真はありません。アクロコリントスにいた時に、旦那に大事な電話がかかってきて、入り口からさほど遠くないところで動けなくなり、その辺りしか見ていないからです。そうこうするうちに、お昼ご飯の時間になってしまい、同じ日のうちにミケーネにも行かなければならなかったので、下山してしまいました。
アフロディーテ神殿やペイレネの泉の写真は、Lemonodasosさんの『日刊ギリシャ檸檬の森』にてどうぞ。
その代わりに、十字軍時代やオスマントルコ時代の遺跡の写真がたくさんあります。これらの遺跡は大変見事なのですが、手元にあるガイドブックにはほとんど説明がなくて、詳しいことが分かりません。機会があったらちゃんと調べてみたいと思います。
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更新情報
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[ 2009/04/18(土) 09:20 ] |
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メガリ・パラスケヴィ(聖金曜日)他、雑感 |
今日はメガリ・パラスケヴィ(聖金曜日)、復活祭ももうすぐのところまで来ましたね。でも、今日はまた油抜きの日です。がんばりましょう。って、すっかり忘れていて、朝ごはんにちょっとマーガリン食べちゃいましたけど(笑)。
ギリシャ人のサラリーマンは、たいてい今日から休みみたいです。国民の祭日は復活祭の月曜日だけなんですけど、会社が閉まっちゃうのでお休み。学校は今週はじめから閉まっちゃっているようです。復活祭を故郷や旅先で過ごすための移動ラッシュも昨日始まったとテレビで言っていました。昨日は、復活祭明けの買い物のためにちょっと遠くのスーパーに行ったんですけど、町もバスもいつになく空いていました。
旦那は昨日の木曜日も昼ぐらいで帰れるんじゃないかと期待していたみたいですが、社会はそんなに甘くなくて、うちに帰ってきたのは8時半(それでも、いつもよりは少しは早いんですけどね)、その後ご飯を食べて、一緒に近所の教会に行きました。面倒だから、テレビでミサを見て済まそうと言う私の提案は敢無く却下です こういう日には、普段教会に来ない人も来るから、たいへんな人なんですよね。教会では、紫色の布が至るところにかけられて、聖職者も紫色のマントを着ていたのですが、あの紫色には何か意味があるのでしょうか?ご存知の方、教えてください。
(下の写真で、入り口の柱に紫の布が巻いてあるのが分かるでしょうか?)

今日の朝のミサは10時から始まります。教会で貰ったパンフによると、朝のミサはキリストが十字架にかけられたこと、そして夜のミサはキリストの降架と葬儀を表しているみたいです。(追記:実際に教会に行ってみたところ、降架は朝のミサの時に終わり、夜が「葬儀」でした)夜の「葬儀」では、棺(エピタフィオス)を担いで行列をするらしいのですが、これは初めて参加するので楽しみです。
では、そろそろ出かける準備をするので、続きはまた後で書き足します。
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/04/17(金) 09:23 ] |
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ヒヨコマメの粉 |
先日、ピレアスにあるインド食材店に初めて入りました。店の存在は以前から知っていたのですが、実際に中に入るのは初めてです。でも、品揃えはあまりよくなかったですね。
でも、目的のものは手に入りました。

大きな袋はヒヨコマメの粉(キロ、1.75ユーロ)、小さい袋はコリアンダーの粉末(100グラム、1.20ユーロ)です。
クミンの粉って普通のスーパーでも売っているんですけど、なぜかコリアンダーの粉が見つからなかったんです。粉末になっていないのならスーパーにもあったんですけど、うちにはスパイス・グラインダーがないし、面倒なのでパウダーの方を探してました。
ヒヨコマメの粉(レヴィトアレヴロっていう名前が付いてます)は、肉や卵を食べられない時期、揚げたり焼いたりして食べられるのでとても便利なんですけど、どうも、ギリシャ人が普通に食べるものではないようです。ギリシャに近いイタリアでは食べるので、ギリシャで見かけないのは意外です。お店のおじさんにも、「これ、ヒヨコマメの粉だけどいいの?」と訊かれました。普通の小麦粉(ギリシャでは精白度の低い黄色っぽい小麦粉がよく売られていて、これとほぼ同じ色です)と間違えて買っていく人がいるんでしょうね。
早速、たまねぎと混ぜてフライにしたり、野菜を入れたお好み焼きのようにして美味しく頂きました。ファラフェル(ヒヨコマメを潰して、スパイスを混ぜ、油で揚げる中東料理で、ギリシャ・ヴァージョンは「レヴィトケフテデス」という)も美味しいですけど、豆を水につけて戻す手間がかからない分、この粉はお手軽です。
ところで、今日メガリ・テタルティ(聖水曜日)は、今までの食事節制に加え、油も食べてはいけない日です(オリーブ・オイル以外ならいいという説もあります)。昼食は、油抜きのものを料理するのが面倒だから昨日の残り物を食べようかと思っているのですが、晩御飯はどうしようかまだ思案中です。献立を考えるのが面倒なんですよね、この時期。あ~あ。
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ギリシャの食
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[ 2009/04/15(水) 12:31 ] |
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シンタグマのパイとカフェテリア |
4月11日(土曜日)、カフェテリア・ボイコットの日、皆さんいかがお過ごしになりましたか?
私たちは行っちゃいました、カフェテリアに(笑)。イギリスから来ている友人と急に会うことになり、シンタグマ(もしくはシダグマ)広場で待ち合わせをしたのはいいけれど、マクドナルドに行くわけにもいかず、結局カフェテリアに入りました。でも、高いカフェテリアに抗議するつもりで、安い店に行ったんですよ!広場のすぐ近くなのに、グリークが1.50ユーロ、フラペが2ユーロ。これならボイコットする理由もないだろうということで(実は、この横にもっと安い店もありました)。シンタグマ広場の近くって、高いお店もあるけれど、下町的な情緒と庶民的なお値段のお店もあっておもしろいですよね。
たとえばこんなお店。『ギリシャのごはん』のsalahiさんも紹介していらっしゃるパイのお店『アリストン』です。

約束の時間よりも早くついたので、周りをぶらぶらしていて見つけたのですが、1910年の創業というにさわしく、なんとなく昭和の雰囲気が漂っています(笑)
ちょうど、おやつの時間だったので、店の回りにはパイにかじりつく人がたくさんいて、ちょっとおかしかったです。
で、釣られて旦那も一つ購入。

黒くてなんだか分からないと思いますが、ナスが入ったメリザノピタです。一口だけ味見させてもらったところ、ナスがとろとろになっていて、なかなかいけました。
アテネの下町って、ぶらぶらしていると本当にいろいろな発見が尽きないです。
***********************
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アテネ
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[ 2009/04/14(火) 15:32 ] |
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