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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
Twitter: @tab_greece

イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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の更新情報などをお伝えします。

プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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マリーナ・アリモス
先日、領事さんから紹介された「日本人会」に入れてもらおうと、事務所のあるマリーナ・アリモスという所に行ってきました。何でもアテネ周辺には少なくとも三つ日本人会があり、一番大きくて、誰にでも開かれているのが「日本人会」なのだそうです。


場所がはっきり分からなかったので、今回はネオ・ファリロまで行ってからトラムに乗り換えたけれど、本当は、家の近くから出ているヴーラ行きのバスに乗れば直行できるみたいです。

マリーナ・アリモスに行くのは初めてなので、ちょっとわくわく

ただ、早朝にIKEAから荷物の配送があるという連絡があり、あまりゆっくりしている時間はなかったのですが、早く着いたので、周りを歩いて時間をつぶしました。

マリーナ・アリモス駅で降り、ポシドニオス通りを渡って、このピザハットがある道を上がっていったところに事務所はあります。


ピザハット




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[ 2009/03/31(火) 07:43 ]

ラコニア物産展でショッピング
書こう、書こうと思いつつ時間がたってしまいましたが、数週間前に「ラコニア物産展」なるものに行ってきました。


Laconian Product Fare


まず、ラコニアって何?」

ラコニアというのは、ペロポネソス半島南部にある県の名前で、有名な観光地としてはスパルタ、ミストラ、モネンヴァシアなんかのある所です。


さて、物産展。けっこう大規模で、全部で50ぐらいのストールが出ていました。半分ぐらいがオリーブ・オイルとオリーブ関係で、他は、蜂蜜、パスタ、パクシマディア(ギリシャの乾パン)、手工芸品がちょっと、という感じでした。

こういう物産展だと、値段が高いという印象があるのですが、値段を聞いてみるとスーパーと同じか、少し安いぐらいだったので、私たちも奮発していろいろ買ってみました。





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[ 2009/03/30(月) 09:32 ]

は~るが来た、春が来た、どこに~来た♪
今日、外に出たら、いろいろな花が咲いていたので、写真を撮ってみました。

ほとんど名前は分からないので、写真だけ並べま~す。すべて、ピレアスの海の近くで撮影しました。たぶん、塩にも強い植物なんでしょうね。



DSCN0037.jpg

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ギリシャ雑感 | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2009/03/29(日) 17:48 ]

ギリシャ民衆音楽楽器博物館(プラカ)
『ギリシャへの扉』の更新情報です。

プラカにあるギリシャ伝統楽器博物館です。

ギリシャ楽器博物館


ギリシャ語の名前はMouseio Ellinikon Laikon Mousikon Organonといい、ギリシャ民衆楽器博物館が直訳ですが、民衆楽器ではピンとこないかと思い伝統楽器にしてみました。ここでいう「民衆」は「上流階級」に対置されるところの民衆、つまり、ギリシャの民衆が伝えてきた音楽の演奏に使われる楽器が展示されています。

風の塔の横というとても便利な場所にあるのですが、入り口が小さいので、つい見逃してしまいそうです。しかも入場料は無料。私はあまり音楽好きではないのですが、興味を引くような展示の仕方がされていて、よく出来た博物館だと思います。




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[ 2009/03/28(土) 09:35 ]

ギリシャ独立記念日と受胎告知の日
昨日(2009年3月25日)は、エヴァンゲリスモス・ティス・テオトクー(受胎告知)とギリシャの独立記念日で祭日でした。


独立記念日


ギリシャの独立記念日は二つあって、一つはオスマン・トルコから、もう一つはナチス・ドイツからの独立の日です。3月25日は、トルコからの独立の方なのですが、実際に独立した日ではなくて、独立の闘志がペロポネソスのラヴラ修道院で独立の誓いを立てた日、とされている日です。「とされている」というのは、実際にはこの日ではないという説もあるからです。後から、正教会にとって重要な祝日である受胎告知の日と一致するように決められたのかもしれないですね。

この日はもちろん朝からミサがあるのですが、それだけではなく、ギリシャ各地で軍隊や子供たちのパレードが行われます。一番大規模なのが、アテネの中心街を通るもの。夫のたっての希望で、私も行ってきました、朝から(笑)。テレビで見るほうがよく見えていいと思うんですけどね~。


Stoudias


近くで見るためには、もっと朝早く行って席取りをしないとだめみたいです。まあ、私は軍事パレードなんかどうでもいいので、やらないでしょうけど。ものすごく大きな戦車やロケット砲をつんだトラックなんかが走っています。私は、兵隊さんのパレードは見たことがあっても、こういう武器のパレードを間近に見るのは初めてです。「ああ、こんなものを使うときが来なければいいのにな」と思いました。

でも、今朝のニュースを見ていたら、ギリシャのクフォニシア島に住む人が、今年はコースト・ガードがいないので、違法難民が流れ着いて困っていると言っていました。武器を買うだけじゃなくて、やっぱりちゃっと辺境の島には見張りの兵隊を置いたほうがいいんじゃないですかね、ギリシャさん?


やっと軍事パレードが終わり、コーヒータイム。


独立記念パレード


シンタグマ広場に近いカフェで馬鹿高いコーヒーを飲み、やはり馬鹿高いケーキ(また、ニスティアの掟破り)を食べました。

私の前にあるのはフィルター・コーヒーなんですけど、こんな入れ物に入っているのははじめてみました。馬鹿高いせいなのか何なのか、異常に美味しいコーヒーだったので、旦那を使ってウエイターさんに質問させたら、イタリアとニカラグアから輸入した豆を使って作ったお店のスペシャルブランドで、他の所では飲めないと言われました。

ケーキも本物の生クリームを使っていて、美味しかったです。

旦那が注文したグリーク・コーヒーにはチェリーの甘露煮(グリコ・トゥー・クタリウー)が四つおまけについてきました。この組み合わせ、ガイドブックの写真では見たことがあるけれど、実際に店で見たのは初めてです。

「お主、ふんだくるだけのことはあるな」と思ったので(註:冗談で馬鹿高いと書きましたが、本当は、東京の高級喫茶店ぐらいの値段なので、異常に高いわけではありません)、また行きたいです。



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[ 2009/03/26(木) 08:48 ]

Earth Hour
今度の土曜日、夜8:30からの一時間はEarth Hourで、環境のために一時間電気を消そうとWWFが呼びかけています。

詳しくはこちら。

http://www.earthhour.org/

ギリシャではけっこう盛り上がっていて、テレビでコマーシャルをしているし、人口当たりの参加者数ではいい線を行っています。

ですが・・・・

ギリシャ人、そんな催し物より、

リサイクルとか省エネとか、

日々の取り組みをもっとまじめにやらないか!?


正直、いらいらします 


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[ 2009/03/24(火) 16:10 ]

ギリシャの唐辛子
先日、市場で唐辛子を買ってみました。


piperies kafteres


これだけ1ユーロなので、他の野菜と比べるとお高め。長いもので10センチぐらいの大きさです。色は、この薄緑色が主流ですが、もっと赤くなっているものもありました。イギリスでは、3~5種類のフレッシュ・チリが並べて売られているのですが、ギリシャではまだこれしか見たことがありません

ギリシャ人は、辛いものはあまり食べないと聞いていたのですが、青空市場ではけっこうよく売られているので、好きな人もいるのでしょう。

辛さはマイルドで、飛び上がるほど辛くはないです。ただ、グリーン・チリにはよくあることなのですが、辛いものと辛くないものの差が大きくて、一つ食べて辛くないと思ったら、次のは辛かった、なんてこともあります。辛い物好きの私にはちょっとパンチ不足ですが、旦那にはちょうどいいみたいです。

先日、この唐辛子を使って作ったとティロカフテリ(唐辛子とフェタ・チーズで作ったディップ)に遭遇しました。薄緑色でとてもきれいでした。ドライ・チリを使うより、みずみずしい感じがしてよかったです。四旬節が終わったら、是非自分でもやってみたいです。


何週間か前からナスが出回り始めました。まだ高くて、キロ3ユーロぐらいです。


なす


今出回っているナスの中には、おなじみの紫色(なす色)のナスのほかに、白と紫がストライプになったものがあります。まだ食べたことはありません。とてもおしゃれな感じなので、今度トライしてみたいと思います。



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[ 2009/03/24(火) 09:43 ]

ニュースタイルのツレキ
先日、うちでコーヒーパーティーをした際、お客さんの一人がすごいお菓子を持ってきてくれたと書きましたが、やっと写真を用意したのでアップします。

お客さんたちが食べた後なので、食べ散らかしで申し訳ありません。

上から見ると、チョコレートがけのツレキです。ツレキというのは、砂糖やら卵やらを生地に練りこんだギリシャの菓子パンで、三つ編み状になっているのが普通ですが、蛇がとぐろを巻いたような形になっていることもあります。復活祭に食べるパンとしてよく知られていますが、それ以外の時期にも売られています。復活祭バージョンでは、赤く染めた卵が入っていることがしばしばあり、その状態で見たことがある方もいることでしょう。固めのブリオッシュといった感じの味なのですが、「マフレピ」という香料を入れるので、普通のブリオッシュとは違う匂いがします。


チョコレートがけツレキ


しかし、これは単なるツレキではありません。間に挟まっている黄色いものと茶色いものが見えますか?これ、クッキーなんです。


tsoureki872.jpg


ブリオッシュの間にクッキーを挟むという感覚が凄くないですか?これで不味かったら、なんてセンスが悪いの?で終わるところなのですが、これが美味しいんです!

正直言って、クッキーとツレキの相性がいいかどうかは疑問なのですが、それぞれがとても美味しいため、ミスマッチではありません。また、ツレキの下の部分にはシロップが染み込ませてあって、クッキーの堅さとおもしろい対象をなしていました。

ピレアスのドラペッツォーナ地区とThevon通りに合わせて三軒の店を構えるMax Perryというチョコレート屋さんのオリジナル商品なのだそうです。私、チョコレートはあまり好きではないのですが、一度行ってみたくなりました。

ところで、ツレキにチョコレートをかぶせたり、生地の中に何か別のものを練りこんだりするのは近年の流行らしくて、ところどころで見かけるようになりました。先日、テッサロニキのお菓子屋さんテルケンリスのトリゴナ・パノラマトスの話を書きましたが、このお菓子屋さんでは、ツレキの生地の中にマロン・ペーストを練りこんで、上からホワイトチョコレートをかけたオリジナル・ツレキが有名なのだそうです(それも叔父さんが買ってきてくれました)。最近、シンタグマに支店ができたやはりテッサロニキのお菓子屋さん「ハジース」でも、やっぱり同じような発想の変わりツレキを売っています。


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下もお客さんの一人がもって来てくれたプレゼントです。


tsoureki873.jpg


私たちがイギリスで新しく家を借りた時に、まったく同じ花を買ったので、びっくりしました。不思議な偶然です。




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[ 2009/03/22(日) 22:20 ]

グリファダ
先週末、グリファダに行った時の写真です。

グリファダはアッティカ半島をアテネから少し下って行った所にある海沿いの町で、ヨットの港やビーチ、クラブなぞもあります。日本人観光客はあまり来ないと思いますが、アテネに住む人たちのミニ・リゾートで、週末になるとけっこう人が集まってきます。私たちはピレアスに住んでいて、海には不自由しないのですが、ちょっと別の場所に行きたいなんていう時には便利です。

この日は、ネオ・ファリロからトラムに乗ってグリファダに向かいました。


グリファダのハーバーです。真ん中に写っている黄色い建物は聖コンスタンティヌスとヘレナ教会で、かなり目立つので、グリファダのランドマーク的存在です。


グリファダ


銅像を見つけたので、誰かと思って近づいてみると・・・


シモン・ボリバル


なぜか、シモン・ボリヴァル像です。はて、シモン・ボリヴァル、ギリシャと何かゆかりがあったかな?と思って、像の下に書かれている文章を読んでみると、ヴェネズエラ政府とギリシャ系ヴェネズエラ人からの贈り物とありました。


ボリヴァル


でもやっぱりギリシャとはあんまり関係ないし、嬉しいようなうれしくない様なプレゼントですね(笑)


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[ 2009/03/21(土) 10:36 ]

パタトピタとナッツ入りクリツィーニ
うちはサラゴスティ中、一応、食事節制をするので、この期間中には新しいメニューを考案したりする機会が多いのですが、昨日は初めて、冷凍海老とアーティチョーク(アギナレス)をビア・バターでフライしてみました。これが大ヒット。サラゴスティ料理にまた新しいレパートリーが加わりました

今は卵が使えないのでビア・バターを使いましたが、アーティチョークは天ぷらにしてもいけると思います。


さて本題。

週末、いつものパン屋さんで見慣れないものがあったので、買ってみました。

まず、旦那のおやつ「パタトピタ」。


パタトピタ


中にマッシュドポテトが入っています。これは恐らくニスティア用なのでしょう。

そして、ナッツがいっぱい入った一種のクリツィーニ。


IMGP9317.jpg


パンの部分とナッツと干しブドウのどっちが多いの?というぐらい「具」沢山。


IMGP9318.jpg


アーモンドだけではなく、緑のピスタチオが入っていところも珍しいのではないでしょうか?味はもちろん美味しいです。

ギリシャのパン屋には、まだまだ楽しい秘密が隠されていますね~


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[ 2009/03/20(金) 08:46 ]

ヒマ・ワイン
暇なわけではありません(笑)

ギリシャのスーパーでボトル入りのワインを買おうとすると、けっこう高いです。最低でも5ユーロぐらい。ちょっと前の話ですけれど、イタリアでは2ユーロ台からあったので、ギリシャではかなりの高級品。ワイン産出国なのに変だなと思っていたら、もっと安いワインは別のところにありました。

それが、χύμα κρασί(ヒマまたはヒーマ・クラシ)。ワイン屋さんで、リットルもしくはキロ単位で測り売りされるワインです。

うちの近くにクレタのワインを「ヒマ」売りするお店を発見したので、先日行ってきました。お店の中には樽が並べてあって、試飲してから買うことができます。一番安いのは松脂ワイン「レツィーナ」で、次が普通の白、一年物の赤、五年物の赤、八年物の赤という品揃え。私は飲まないので、旦那が試飲した結果、一番気に入った五年物の赤を一本購入しました。


ヒーマ・ワイン


「赤」ワインなんですけど、実際にはちょっと飴色がかっています。白ワインだと、濁っていることもあって、ちょっと不思議な世界です。お値段は、1.5リットルで3.90ユーロ。普通のワインの瓶は750mlですから、瓶ワインに換算すると2ユーロ弱。お安いですよね。でも、これは比較的高い方で、普通は1.5リットル瓶が3ユーロ以下です。

このクラスのワインはびっくりするぐらい不味いものもあれば逆に信じられないぐらい美味しいものもあります。ただ、私たちの経験では、ギリシャの場合、ガラス瓶入りのちゃんとしたワインでも、結構不味いことがあるので、味見をしてから買えるこのヒマ・ワインはとても安心なのであります。


後記:このワイン、クレタ特産の「マルーヴァ」ワインというのだそうです。


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[ 2009/03/19(木) 10:05 ]

ワッフル@Costa Costa
週末の夕方には、旦那のギリシャ人の友達とカフェに行くことが多いのですが、今週末もやっぱり行ってきました。マンネリだわ~

行き先は、いつもの通りマリーナ・ゼア。パッサリマニとも呼ばれている、ピレアス第二の港です。ピレアスは海岸線が長いから、本当にたくさんのカフェがあるんですけれど、私たちが行くのは、いつもみんなの家の中間地点ぐらいにあるマリーナ・ゼアのカフェ、それもFlocafeかCosta Costaのどちらかになってしまいます(その横にKitchen Barもあるんですけど、そこは音楽の音量が高すぎるので避けることが多いです)。

ですから、皆さん、この辺のカフェで怪しい中国人を見かけたら、それはきっと私です(笑)


先週Flocafeに行ったので、今回はCosta Costa。家でコーヒーを飲んだ後に行ったので、またコーヒーを飲む気にはならず、珍しく、飲み物以外のものを注文してみました。

それがタイトルになっているワッフルです。


ワッフル


美味しそうに見えますか?

アイスクリームは、自分が好きなのを選べるようになっていて、ここに乗っかっているのはバニラとぴすタチオです。ワッフルは、バターと砂糖がたっぷりのベルギー・ワッフルではなくて、日本でも売られている(売られてますよね?)フワフワ・ワッフルです。お値段は7.50ユーロ。このカフェからは港が見えるので、お値段は全般的に高め、一番安いコーヒーが3.60ユーロぐらいだったと思いますので、まあ、そんなものでしょう。

まあ、美味しかったけど、「ああ、また食べたい」と思うほどのものではなかったかな~ 特に、生クリームがフレッシュじゃないところが悲しいです。まあ、ギリシャじゃフレッシュじゃない方が普通なのかもしれないけれど・・・

ギリシャで食べる、こういう西ヨーロッパ風、アメリカ風のお菓子って、いまひとつっ!て感じることが多いんです。何故なんでしょうね。



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ピレアス | トラックバック:0 | コメント:4
[ 2009/03/17(火) 20:37 ]

ホーム・パーティー
おとといの土曜日、初めてホームパーティーをしました。

お食事ではなく、飲み物とお菓子でも、ということで午後六時から。本当は四時、五時位から始めればよさそうなものですが、旦那のお母さんにランチに呼ばれていたため、遅く設定しました。というのは、旦那の実家のランチ、やたらに遅くて、午後三時半、四時なんて事もざらだからです。実際、食べ始めたのは四時でした


夫はピレウス出身なので、兄弟や幼なじみが近所に住んでいます。日本だったら、こういう会がある時には、ずいぶん前から連絡して確認を取り・・・ということになると思うのですが、夫は、当日になってから適当に電話して、「来られそうだったら、六時以降にコーヒーを飲みに来てね」、という感じで人を集めてました。大変お気楽です。イタリアの地方都市に住んでいた時もこんな感じだったんですが、私はこういうのけっこう好きです

で、結局集まったのは私たち二人を除いて六人。私たちが買っておいたお菓子やポテチ、オリーブなどのおつまみ、さらにお客さんがもって来てくれたお菓子やチョコレートをつまみつつ、リキュールやコーヒーを飲みながら、最終的にお開きになった時には夜の十一時を過ぎていました。コーヒー・パーティーなのに、どんどん夜まで続いてしまうところが、またなんともギリシャらしいですね。


お客さんの一人がものすごいお菓子を持ってきてくれて、それは是非記録に留めておきたいので、写真を取ったら、後日アップします。


復活祭が終わって、何でも食べられるようになったら、今度はメゼ・パーティーをやろうと思います。


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ギリシャの暮らし | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2009/03/16(月) 10:37 ]

日本大使館に行ってみる
先日、アテネのハランドリという場所にある日本大使館に行ってきました。

忘れる前に行き方を書いておきます。これ、書いている時点では正しいですけど、将来は事情が変わっている可能性もありますので、後から参考にする方は、必ず大使館に電話して確認してくださいね~。


さて、在ギリシャ日本大使館、かつては他の国の大使館が集まっているコロナキとヴァシリサ・ソフィア通りに挟まれたエリアにあったみたいですけど(今でも、Google Mapを検索するとこの古い大使館の場所も出てくるので気をつけましょう)、現在は、ハランドリというアテネの北東部にあります。

大使館のホームページには「交通機関:トロリーNo.10又は No.18停留所「SERRON」下車」とあるだけで(コチラ)、一体これらのトローリーにどこから乗ればいいのか書いておらず、よく分かりません。しかし、大使館に電話すれば、詳しく教えてくれるので心配は不要です。

私が住むピレアスからだと、アテネのシダグマ(シンタグマ)広場あたりに出るのが一番簡単なので、そこからの行き方を教えてもらいました。オモニアあたりからだとまた別の行き方があるかもしれません。

領事館の方の説明によれば、シンタグマから地下鉄でメガロ・ムシキ駅に行き、そこからヒルトンに向かって少し歩いたところにの停留所からトローリー10番に乗ることができるとのことでした。

しかし、私はシンタグマから地下鉄に乗り継ぐのが面倒だったので、トローリーの停留所まで歩くことにしました。シンタグマからは、国会議事堂(旧王宮)に向かって左側の道ヴァシリサ・ソフィア通りをずっと歩いてゆくことになります。下の写真では、黄色いタクシーが進んでいくのがヴァシリサ・ソフィア通り、国会議事堂は見えていませんが、写真の右側にあります。


consulate1.jpg


この道を、ビザンチン博物館、軍事博物館、エヴァンゲリスモス駅を通り過ぎてずっと歩いてゆくと、抽象的なアテネ像のある大きな交差点に突き当たます。


athena78162.jpg


その先、右手にヒルトン・ホテル(下の写真)が見えてきます。


consulate2.jpg


ヒルトンの前を行き過ぎて(ヒルトン前ではないので、注意してください)、ちょっと歩いた所にある、このILISIAという停留所でトローリー10番に乗ることが出来ます。歩いた時間は15分から20分ぐらい。もちろん、メガロ・ムシキ駅まで行って、そこからヒルトンの方に戻れば、もっと簡単にたどり着けます。


consulate3.jpg


さて、これで安心してはいけません(笑)。トローリーに乗ってからがけっこう長いのです。20分ぐらいは乗ってました。道が混んでいたりするともっとかかるでしょう。

トローリー10番は、ヴァシリサ・ソフィア通りをずっと走り続け、キフィシア通りに名前が変わってもさらにまっすぐ走り続けます。その後、トローリーはキフィシア通りに並行して走るオリビオニコン(ΟΛΥΜΠΙΟΝΙΚΩΝ)という道に入るのですが、平行した道なので別の道に入ったことには気づかないかもしれません。しかし、大使館があるエスニキ・アンティスタシ通り(ΛΕΩΦΟΡΟΣ ΕΘΝΙΚΗΣ ΑΝΤΙΣΤΑΣΕΩΣ)に入る時には、はっきり右に反れたことが分かると思います。この通りは、ちょっと進んだところで右に曲がるのですが、この辺に来たらあとちょっとなので、緊張しましょう。進行方向左手に見えてくる小豆色と緑色の建物が日本大使館です(写真取り損ねました)。

エスニキ・アンティスタシ通りに入ってからのバス停の名前は、Proti Agia Varvaras、Defteri agia Varvaras、Marouda(ΜΑΡΟΥΔΑ)で、その次が目的地のSerron(ΣΕΡΡΩΝ)です。

帰りは、大使館を出て、同じエスニキ・アンティスタシ通りを右側にちょっとだけ進んだ所にあるバス停から同じトローリー10番に乗ることができます。

繰り返しになりますが、来訪前に一度、電話を入れて確認されることをお勧めします。

日本大使館ホームページ


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アテネ | トラックバック:0 | コメント:0
[ 2009/03/15(日) 16:37 ]

お菓子のカラヴァン
この間、シンタグマまで出たついでに、これまで一度しか足を踏み入れていなかったコロナキ方面を探索してみました。

ヴクレスティウー通りをリカヴィトス方向に歩いて行ったんですけど、この辺て有名ブランドが軒を連ねているんですね。ブランド・ショッピングには便利そうだけれど、それぞれのお店の規模自体はそれほど大きくなくて、これなら銀座辺りのほうが品揃えはいいんじゃないかと思いました。

でも、私、洋服とかジュエリーとか関心がないので、あんまり信用しないでください

そんなお店が並ぶ中、ちょっとびっくりしたのが、このお菓子の『カラヴァン』。


karavan1.jpg


アテネ周辺ではとても有名なバクラヴァのお店で、私が見たことのあるお店は、もっと立派なつくりなんです。でも、このお店は、通りに面しているわけでもなく(通りとドアが垂直関係と言ったらお分かりいただけるでしょうか?)、古びているし、中もとても狭い。下の写真のような小さなバクラヴァが並んでいましたが、ほかの『カラヴァン』のお店にあるような大きなケーキとかは置いてありませんでした。


karavan2.jpg


もしかして、このお店が一号店だったりするんでしょうか?


でも、その横には陶器の『マイセン』が。


karavan3.jpg


お金があったら、『マイセン』には入ってみたい気もするけど、本当に買い物するなら、ドイツの本店でしたほうがいいだろうから、ちょっと微妙です


=======

話題は変わりますが、今朝のニュースでは、昨日アテネとテッサロニキで、フード付きの上着を着た一団の若者たちが車を壊したり、物を盗んだりしたというニュースが流れています。

イギリスでは、フード付きの服を着た若者「フィーディー」が、不良少年の代名詞のように使われていたのですが、この流行がギリシャにもやって来たようです。嫌だなぁ

ちなみに、ギリシャ語でフーディーはククロフォロス。変な名前。


追記

その後聞いた話では、このククロフォロスたちは反政府活動家の若者(大学生?)たちで、破壊した車や商店に、逮捕されている活動家の釈放を求めるビラを残していったのだそうです。

ということは、単なる非行少年・少女の代名詞であるイギリスのフーディーとはかなり違いますね。

イギリスは寒いから一年中フード付きの上着を着ていられるけど、ギリシャはそういうわけには行かないので、夏場はどうするのだろうと、妙なことを心配してしまいました。

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アテネ | トラックバック:0 | コメント:2
[ 2009/03/14(土) 09:23 ]

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