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プロフィール |
Author:mesogeia
Twitter: @tab_greece
イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。
このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト
『ギリシャへの扉』
の更新情報などをお伝えします。
プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。
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たこ、貝、漬物 |
次の月曜日は聖灰月曜日(カサリデフテラ)で、いよいよ節食期間が始まります。日曜日はチーズの日曜日(ティリニ)で、この日に乳製品を食べきって、約50日後の復活祭まで菜食中心の生活になります。このため、今週一週間、ピレアスのマーケットは、節食期間中の食べ物を買い求める人でごった返していました。
まず、タコです。タコ、イカ、甲殻類は節食期間中でも食べていいので、みんながこぞって買い求め、値段も上がるのですが、特にタコは人気があります。

タコはサイズが大きくなるほど値段が高く、写真に写っているのは、モロッコ産のタコを解凍したものでキロ13ユーロ、今日あたりはもっと高くなっています。生のタコって、水分が多くて重いので、1キロ以上簡単に行ってしまいます。料理すると縮むし、かなりお値段が張る食べ物です。
かつてはエーゲ海でも簡単にタコが取れたんですけど、濫獲が祟って激減、近海ものはもっと値段が高いです。
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ギリシャの食
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[ 2009/02/28(土) 10:36 ] |
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無賃乗車 |
昨日、バスに乗っていたら、検札の人が回ってきました。一ヶ月ギリシャにいて、検札は初めてです。
アテネ・ピレアスの市バスは、バスに乗ってからお金を払うのではなく、バスに乗る前に売店でチケットを買って乗らなければいけません。そして、車内で改札機にチケットを入れて、日時をプリントします。プリントされた時間から90分有効です(90分後にまだバスの中にいる場合は、もう一度改札機に入れると、そのバスの中にいる間は有効です)。バス停のある場所にチケット売り場があるとは限らず、また、チケットが売り切れのこともままあるので結構不便ですが、定期はとても安いので、定期を持っている人も多いです。もちろんチケットはまとめ買いできるのですが、ギリシャ人は計画的に行動するのが苦手なので(と言うか、日本人のように計画的に行動することを得意とする国民はむしろ珍しいのかもしれません)、いざという時にチケットがないというようなシチュエーションはまま見かけます。
さて、私の周囲でチケットを持っていない人が二人見つかったのですが、こういう時に「いさぎ悪い」のがギリシャ人。興味深かったです。
まず、近くに立っていた若い妊婦。身なりは普通で、貧しそうには見えません。検札係の人が身分証を求めようとすると、座っていたおばさんの一人が、使っていないチケットを渡して、「ほら、これあげるから使いなさいよ」と。そして、検札係の人に、「この女の子は妊婦なのよ!ちょっと考えてあげなさいよね!」
おばさん、親切なのかもしれませんが、
妊婦だから無賃乗車は許すべき
という理屈がちょと理解できません
で、結局お咎めなし
もう一人は私の前に座っていたおばさん。「たかが1ユーロのことで何なのよ!ほら、1ユーロあげるから受け取りなさいって!(別の女の人を指差しながら)乗った時に、あの人からチケットを買おうとしたのよ!」とゴネまくり、この人も結局別の人からチケットを買い取ってお咎めなし。バスに乗ってきたときに、別の人からチケットを買おうとしたのは事実なのですが(私はその様子を見ていました)、回りの人数人に訊いただけで、あまりやる気なし。ちょっとね~、という感じです。
それにしても、ギリシャで検札係などという仕事に就くと、本当に大変だなぁと思わされた出来事でした。
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/02/26(木) 10:15 ] |
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アテネで芝居を見る |
この間の日曜日、アテネのオモニア近くにある劇場でお芝居を見てきました。
芝居などとはまったく縁のない旦那と私が劇場などに行くことになったのは、旦那がラジオの懸賞に当たったから。こんなことでもなければ、まずありえないような体験です。
Εκτός Ελέγχου...Όλα(原題 Out of Order)というタイトルで、原作はRay Cooney、もともとはイギリス、サッチャー政権時代の政治風刺コメディーだったようですが、内容は現在のギリシャに置き換えられています。
筋自体は単純です。政権政党の大臣(男性)と野党党首の秘書(女性)とホテルで密会しようとするのですが、その部屋で死体が見つかります。警察に通報するわけにもいかないので、大臣の秘書を呼んで始末させようとするのですが、そこに、ホテルのボーイ、支配人、秘書の夫、大臣の妻が登場して大騒ぎになるというものです。
正直、私はやりとりの妙が分かるほどギリシャ語に通じていないので、それほど笑えなかったですが、会場は湧いていたので、面白かったんだと思います。
主役はヨルゴス・コンスタンティヌー(大臣役)とヴァシリス・ツィヴィリカス(大臣の秘書役)という年配の俳優。旦那によると、コンスタンティヌーさんの方はかなり前に、テレビで放送された連続喜劇ドラマを何本か大ヒットさせて、とても有名なのだそうです。でも、このお芝居ですごかったのは、脚本の書き直しと舞台監督もつとめているツィヴィリカスさんの方でした。特にインターミッションの後は一人芝居状態で、アドリブを連発しながら、観客だけではなく、競演俳優まで大爆笑させていました(本当は、俳優が笑っちゃいけないんですけどね)。
作品についてはそれだけなのですが、ちょっと劇場についてお話を・・・
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/02/22(日) 16:42 ] |
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ギリシャの天然酵母パン |
最近、パンを買う時、ホリアティコだけではなく、メ・プロジミというのも買うようになりました。
辞書を見るとプロジミ(προζύμι)というのは酵母のことで、メは英語のwith、メ・プロジミは酵母入りということなのですが、パン屋さんで「メ・プロジミ」というと、天然酵母(小麦粉と水を混ぜたものを数日間放置しておくと、自然に酵母が繁殖してパン種になる)でつくったパンを指すようです。イギリスではサワードウと呼ばれているパンのことですね。
英語の名前が示唆するように、酸味があることもありますが、ほとんど感じられない程度のことも多いです。私は酸っぱいパンが苦手なのですが、パン屋で買うパンで、酸っぱすぎるものに当たったことはありません。でも、家庭で作った、教会で配られるパン(アンティドロ)では、「うっ・・・」というものにあたったこともあるので(誤解がないように言い添えておきますと、酸っぱいパンが好きな人もたくさんいて、これは好みの問題です)、菌の具合によって変わってくるのでしょう。
このプロジミ・パン、パン屋によって、かなり味が違います。ホリアティコもかなり違うのですが、それ以上に違うと思います。
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ギリシャの食
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[ 2009/02/20(金) 08:14 ] |
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チクノペンプティ |
今日はチクノペンプティです。
「肉を焼く臭い」を意味するtsiknaという言葉と、木曜日を意味するpemptiの複合語ですので、「肉を焼く臭いの木曜日」とでも訳すのでしょうか。来週からは復活祭前の食事節制期間が始まり、肉が食べられなくなります。
だから今日は大きな肉の塊を!
といきたいところなのですが、うちの旦那があさって胃の検査(たいした病気ではないので、ご心配なく)なので、今晩の食事は抜き。私だけステーキというのもつまらないので、昨日の残り物を食べて過ごすことになりそうです(正教会の食事節制についてはこちらを参照してください)。
こういう話をするとき、いつも思うのですが、今のギリシャ人、どれぐらい食事節制を守るのでしょうか。うちの旦那は守りたがりますが、だいたいどこかで何回かくじけます。たとえば、コーヒーの中にミルクを入れてしまったり・・・ 旦那のご両親は、カサリデフテラからの一週間(四旬節初めの一週間ということです)と復活祭前の一週間だけ守り、このパターンで守る人は時々耳にします。旦那の友人たちの中には肉しか食べないと豪語する人がかなりいるので、この人たちは多分守らないのでしょう。
今テレビを見ていたら、テレビ・ガイドの雑誌に、肉料理のレシピのおまけがついてくるという広告をしていました。せめて、チーズ料理とか野菜料理の特集にすればよさそうなものですが、これを企画した人たちは、肉断ちをする人が少ないと見ているのでしょうね。もしかすると、マーケティング担当者が、この雑誌の読者はどれぐらいの人が肉断ちするか調べて、その結果、問題ないと判断したのかもしれません。
我が家では、旦那が食事節制を従っているので、多少はすると思いますが、私は正教の食事節制に納得できない部分があるので、ちゃんと守らないと思います。
これから復活祭までは、いろいろ食事節制に関する話題が増えると思いますので、お楽しみに
追記: 私はバスのストがあるので行きませんが、今日、アテネのプラカでは、チクノペンプティを祝って踊りやら音楽やらの見世物があるとテレビのニュースで言っていました。お近くにお住まいの方、いかがですか?
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ギリシャの暮らし
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[ 2009/02/19(木) 08:48 ] |
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