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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
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イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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プロトマヤの花々
5月1日(「プロトマヤ」という特別な名前があります)、ギリシャは労働者の日でお休みでした。

多分、労働とはぜんぜん関係ない理由でだとは思うのですが、この日、ギリシャでは野で摘んだ花で花輪を作る習慣があります。

こんな感じ。


protomaia0010.jpg


この5月1日はとても天気がよかったこともあり、たくさんの人が外出していました。私たちも乗り遅れてはいけないので(笑)、イミトス山へ。

下に並べるのは、その時に取った花の写真(山で撮ったものだけではありませんが)。花を摘み取るのには罪悪感を感じますが、写真ならそんな心配もありません。


protomaia0020.jpg


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この白い花は、イミトス山にたくさん咲いていました。


protomaia0100.jpg


つづきます・・・


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[ 2012/05/03(木) 20:47 ]

カリ・フロニア
カルフォルニアではありません。カリ・フロニアはギリシャ語で「良いお年を!」 

去年はギリシャ一般にひどい年でしたが、来年はもっとひどくなりそうです。でもやっぱり、希望をこめて「カリ・フロニア」。

下は、ママ手作りのメロマカロナ。


メロマカロナ


ギリシャ人がクリスマスから年頭にかけて食べるお菓子で、ビスケットに蜜を染込ませてあります。中にナッツを砕いたものを入れることも。うちのママ(姑のことです)はサモスの出身なのですが、伝統的なサモスのレシピでは、蜜は染みさせないのだそうです。また、ママは中のナッツに灰を混ぜたメロマカロナも作ります。別に神聖な灰とかではなく、暖炉から集めてくると言っていました。旦那いわく、灰が入っていると、サクサクしてとろけるような食感になるそうですが、私には良く分かりません(旦那は「違いの分からない」男なので、味に関してはあまり信用しない方がいいです)。

これを手作りした友達によると、けっこう簡単にできるそうです。でもうちは、ママが沢山作って、それを息子たちの家族にお裾分けのが伝統になっているので、とりあえず私が作る機会はなさそうです。

年末年始にはメロマカロナだけではなく、クラビエデスという粉砂糖にまぶしたアーモンド入りクッキーも食べます。イギリスのショートブレッドに似た食感で、私はメロマカロナよりこちらのほうが好きです。

これ


Kourabiedes


このお店のは丸いですが、三日月形をしていることが多いです。

年末、商店に入ると、入り口のところにこのメロマカロナとクラビエデスが山積みされていて、お客さんが好きなだけつまめるようになっています。ただ、両方とも手が汚れるお菓子なので、洋服屋さんやなんかではやめた方がいいんじゃないかなぁとよく思った記憶があります。「記憶があります」というのは、この習慣、だんだん廃れつつあるようで、今年はほとんど見かけなかったからです。たぶん、2~3年で完全に消滅するのではないでしょうか。ギリシャの商店、年末商戦では売り上げ去年の30%減。お菓子を配っている場合ではないのです(しかも、商品が汚れるし・・・)。


今年のお正月は31、1日が土日だったので、30日や2日休む習慣がないギリシャでは、まったく普通の週末のようでした。うちは家族がだんだん年をとっていることもあり、特に大食するわけでもなく(とか何とか言いながら、一番食べるのは舅と姑だったりするわけですが)、あまり正月らしいことをしないまま過ごしてしまいました。

下は昨日行ったスケート場の写真。


アセンズ・ハート


滑っているのはほとんど子供かティーンエイジャーで、子供の付き添いで滑っている両親を除くと、私と旦那は最年長グループ。2時間ぐらい滑ってきました。

でも、靴のサイズが合わなかったので、今日はひどい靴擦れです。バンド・エイドを買いに行くので、ブログもここで終わり。

皆さんにとって2012年が良い年となることを祈りつつ。


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[ 2012/01/02(月) 14:24 ]

復活祭近し
今日はメガロ・サヴァト。明日は復活祭です。


toureki.jpg


今年は忙しくて、復活祭を迎える準備がぜんぜんできていませんが、まあツレキと赤い卵だけはゲットしました。

昨日、金曜日の夜は「エピタフィオス」。十字架から降ろされたイエスのお葬式の日です。教会では、お花で飾った輿のようなものを用意して、その中に死んだイエスと嘆き悲しむマリアや弟子たちを刺繍した布を入ます。そして典礼の途中でこの輿を担ぎ出し、教会の周囲を信徒とともに練り歩きます。これは葬列を表しているのだと思います。

そして今晩、イエスは復活し、復活祭となるのです。

40日以上に渡る四旬節期間をちゃんと節食して過ごし、ちゃんと教会にも通っていると、復活祭のときかなり気分が高まるのですが、今年はついなんとなく過ごしてしまいそうです。

それでは、皆様、カリ・アナスタシ、カロ・パスハ!


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[ 2011/04/23(土) 10:46 ]

クリストス・アネスティ
「クリストス・アネスティ!」

4月4日は復活祭でした。

土曜日の夜は教会に行き、そこで復活の日を向かえ、聖火を貰った後は旦那の実家でお食事。肉の塊を夜中の一時過ぎから食べ始め、家に帰って寝たのは夜3時でした。

次の日(つまり今日)、朝9時に起きた後、11時ごろから昼ごはんの用意。子羊半分(3キロ弱で32ユーロでした)というのを買ってあったので、それの三分の二ぐらいをオーブンに入れて焼きました。旦那の実家で昼ごはんが始まったのは午後3時。暴食をした後、夕方は海沿いを散歩、コーヒーを飲んで帰ってきました。

ピレウスの海沿いにあるレストランはほとんどがお休み。復活祭の日は家で家族と過ごす人が多いのと、外食する場合には肉レストランに行くので、海沿いの魚レストランは閉めてしまうみたいです。復活祭のときギリシャ人は普通、子山羊か子羊を食べます。

下は両方とも今日撮った写真。お天気がとてもよくて、しかも暖かく、屋外で肉を焼く人にとっては絶好のスブラ日和でした。


IMG_1306.jpg

IMG_1305.jpg


ギリシャは明日も祭日です。今日よりは公共交通の状態もよく、開いているお店も増えると思うので、アテネにでも行こうかと思います。ギリシャにお住まいの皆さんもよい祭日をお過ごしください。


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[ 2010/04/04(日) 21:59 ]

カサリ・デフテラ

カリ・サラコスティ!

今日から、正教会では四旬節、つまり復活祭を前にした節制期間に入ります。三週間続いたカーニヴァル(ギリシャ語ではアポクリエスかアポクリア)は昨日で終り、今日月曜日は「清浄の月曜日(カサリ・デフテラもしくはカサラ・デフテラ)」で、ギリシャでは祭日でした。

私たち、去年はもうちょっとまじめにこの期間を迎えていたのですが、今年はだらけていて、特にそれらしいことはしていません。というわけで、ちょっと去年のカサリ・デフテラの記事も引用しておきます。

http://mesogeia.blog60.fc2.com/blog-entry-98.html

ラガナ(胡麻がついた薄いパン)もハルヴァス(ゴマのお菓子)(両方とも上の記事を参照してください)も無しですごしたのですが、旦那が「凧を揚げる!」というので、付き合って、海辺まで行って来ました。

上の記事にも書いたのですが、この日には凧を揚げるのが習慣になっています。この場合、凧は魂を象徴し、それが天に上がって清められるという意味があると姑が言っていました。


ピライキー(ピレウスの湾岸線)は晴天でした。


ピライキ


天気はいいのですが、ものすごい強風が吹いています。けっこうたくさんの人が凧を揚げようとしていましたが、あまりに風が強いので上手くいきません。下は上手く揚がっている例ですが、「びゅるびゅるびゅる~」とすごい音を立てていました。


凧揚げ


うちの旦那もがんばっていたのですが、10分ぐらいしたところで、凧の骨が折れて、敢え無く撤退。


凧揚げ


旦那は「これはスーパーで安物を買ったせい。来年は絶対自分で作る!」と息巻いていましたが、私は、凧の紐を結んでいる時に、凧を足で踏みつけて「ボキボキ」といわせていたのがいけないんだと思います(笑)。

あきらめの悪い旦那は、「どこかでまだ凧を売っていないかなぁ」とか言って探していましたが、見つかりませんでした。

よかった


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[ 2010/02/15(月) 21:31 ]

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