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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
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イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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プシリでキュネフェ
昨日、プシリ(アテネの一エリアの名前で、エルムー通りを隔ててモナスティラキの北側)の「セルベティア」というお菓子屋さん兼カフェに、キュネフェを食べに行ってみました。

キュネフェというのはそうめんより細いカタイフィという生地で塩気のないチーズを挟んで焼き、シロップをかけたお菓子。普通、マスティハ味のアイスクリームかカイマキというクリームをのせて食べます。

レストランでこれを出している店は知っていますが、ここならそれだけ食べられるというわけで、試してみることに。

このお店、色々なギリシャ菓子を5ユーロで出していて、甘い物好きには魅惑のメニューです。

私は友達と二人でキュネフェ(8ユーロ)をシェア。ギョッとするようなサイズのものが出てくるので、シェアで丁度いいのではないかと。


Kunefe



残念ながら、焼きたてのキュネフェにシロップをかけるパターンではなく、作り置きのものを温めたようでした。また、中に入っているのもチーズというよりは、チーズ風味カスタードで、やっぱり本物じゃない! リピートはないでしょう。

トルコでキュネフェを食べまくってきた経験のある友達は、Ali Babaというパレオ・ファリロの方の店で食べたのよりは美味しいと言っていましたが、やはり、本物とは違うと言ってました。

一度、家で作ってみたいものです。


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[ 2012/11/02(金) 00:30 ]

ポルトカロピタ(オレンジ・パイ)
やっとごみ収集人のストライキが終わりましたね。船のストも中断したみたいだし。

と、ほっとしたと思ったら、明日はアテネの公共交通時間のストで、地下鉄(一番線だけ朝と夜は動きます)、バス、トラム、トローリーは動かないみたいです。明日お出かけの方はお気をつけを。

しかし、ストも悪いことばかりではありません。バスが動かなかった日に歩いて家に帰る途中、トルコ語の名前がついた小さなお菓子屋さんを見つけました。

残念なことに、あまりお菓子の種類はありませんでしたが、数少ない中からポルトカロピタ(オレンジ・パイ)を注文。

オレンジ味のケーキにシロップをしみさせたものを予想していたのですが、実際に出てきたのはこんな感じ。


Portokalopita


スポンジではなくて、フィロペストリーでできています。でも、バクラバスとは違い、油っこくはなく、食感も柔らか。


Portokalopita


上から絞ってあるクリームは本物の生クリームでした。

ああ、幸せ・・・

これで一つ3ユーロ、カップチーノは2.80ユーロ。

穴場を見つけた感じです。


cat


お店の近くにいた猫ちゃんを撫でてから帰りました。


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[ 2011/10/24(月) 21:51 ]

ラフィナのお菓子屋さん「グストーゾ」
あけましておめでとうございます。

私は30日ぐらいからたちの悪い風邪に取り付かれ、やむなく寝正月を過ごしています。

一年の計は元旦にありというのが本当なら、今年は病気をして過ごすことになりそうです。

       


というわけで、去年からの続き。

ラフィナに行ったとき、おいしそうなお菓子屋さんを見つけたので、買ってみることにしました。

これは「チーズケーキ」


cake7623.jpg


ギリシャでチーズケーキというとレア・チーズケーキのことで、焼きチーズケーキはほとんど見かけません。

なかなかおいしかったです。


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[ 2011/01/01(土) 14:43 ]

港のストとカザン・ディピ
また、取り留めのない日記です。

今日は、マスメディアの人もストなので、何のニュースも入ってきません。ワールドカップの中継ですら解説無しでした。

今日の午後、用があってピレウス港に行ったら、アルゴサロニコス方面への船は組合の人に占拠されていましたが、キクラデスやクレタ方面向けの港は警察の人が占拠(?)していて、船が動いていました。組合と警察で縄張りわけをして、両方の顔を立てたのでしょうか。詳しいニュースは明日までお預けです。

港に行ったついでに、気になっていたお菓子やさんで「カザン・ディピ」を買ってみました。私が「カザン・ディピ」を知っていたので、お店のおじさんは驚いて、そこから少し話が始まりました。

私が、同じようなカザン・ディピをシンタグマのヨールグルーというお店で売っていると話したら、おじさん、「あれは実はうちの工場で作ったものを、売ってるだけなんだよ」と言っていました。味をみてみた所、確かに同じような味です(ヨルグルーのを食べたのがずいぶん昔なので、はっきり覚えてないのですが・・・)。おじさんは、「あの店も、最初は自分が開けたんだよ」とも言っていました。

小さなお店なのですが、コンスタンティノープル生まれだというこのおじさん、タダ者ではなさそうです。今度はバクラヴァスを買いに行ってみようと思います。


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[ 2010/06/29(火) 20:48 ]

マスティハ・パイ
ギリシャでヒオス島を経由するフェリーに乗ると、必ずお菓子の行商人が乗ってきて、フェリーの乗船客にお菓子を売りさばいていきます。

いったい何を売っているのでしょう?

気になっていたので、レスヴォスから帰る時、一度買ってみました。1枚1.50ユーロ。ちょっとぼったくりです。以前は1枚1ユーロだったのですが・・・

パッケージには「ピタ・メ・マスティハ」、英語ではPie with Mastic and Almondsと書いてあります。


pitamastiha1.jpg


日本でもかなり有名なようですが、このマスティハというのは、ギリシャではヒオス島だけで採れる、マスティハの木の樹液です。殺菌作用があるので、食べると胃腸に良いといわれています。

開けてみましょう。


pitamastiha2.jpg


白くて、薄っぺらい物が入っています。

割ってみました。


pitamastiha3.jpg


表面は白いウエファースで、中に砂糖を泡立てたようなものが入っています。そして、その中にマスティハ(見えるものではないですが)とアーモンドがちょっとだけ入っています。砂糖菓子という感じで、あまり美味しいと思うものではありませんでした。私も旦那も、それほどマスティハが好きではないので、なおさらです。


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[ 2009/09/04(金) 09:56 ]

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