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『ギリシャへの小窓』
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mesogeia

Author:mesogeia
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イタリア、イギリスを経て、今はアテネ近郊の港町ピレウスに住んでいます。

このブログでは、ギリシャ暮らしの中での発見や、ウエッブサイト

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プロフィールの写真は、ギリシャ・コーヒーです。

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カリセアのカザフスタン・レストラン
なんだか最近、ファーストフードっぽいもののことばかり書いているので、今日はちょっと傾向の違う食べ物をご紹介。

アテネには旧ソビエト連邦の国々から移住してきたギリシャ系の人々がけっこうたくさんいます。彼らが特に多く住んでいるのが、アテネの南西に位置するカリセアという地区。ここにはロシア・レストランが何軒かありますが、必ずしもロシアからの移住者や、純粋なロシア人が経営してはいないので、日本人になじみのあるロシア料理とはちょっと違ったりします。

この『エヴゲニオス』もそんな一軒。旧ソ連のカザフスタンから来た人がやっています。夫婦経営で、聞いたわけではないですが、多分奥さんがギリシャ系、旦那さんはちょっと違う見かけ(東洋人っぽい感じ)です。


Evgenios Kallithea


店の内装に特徴はないですが、店の一角に集められた民族衣装や国旗が自己主張しています。


Eugenios Interior 1


テーブル数は10もないとても小さなお店ですが、お昼から夜まで月曜以外は毎日やっています。


eugenios742030.jpg


メニューがちょっと見にくいのと、接客担当の奥さんがどちらかと言うと接客下手なのとで、料理を選ぶのにちょっと苦労しましたが、何皿かピックアップ。

あと、ビールも。


eugenios742350.jpg


これはウクライナの「アルセナル」というビール。それほど癖のないビールです。冷蔵庫の中にはいろいろ珍しいジュースが入っていました。私はジュースを飲まないので、味見する機会がありませんでしたが、ジュースを飲みながら食事できる方は試してみるとよいのではないでしょうか。


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[ 2012/11/30(金) 20:03 ]

美味しいシーフード・レストラン
久しぶりに、「これは!」というレストランを見つけました。ジジフィエス(アテネ、カリセア地区の海に近い部分)にあるタラシノスという店。

ジジフィエスというのは、あまりイケてない地区(危ないとか、荒廃しているという意味ではなく、普通の住宅・オフィス街という意味)ですが、レストランがたくさんあります。お店の多くは住宅の間にポツンとあるので、観光客はほとんど0。近所の人か、知り合い・友達の紹介で来た人、あとは私たちのようにネットや雑誌で情報収集している人しか来ません。つまり、モナスティラキやコロナキのように、「通りかかったから、入ってみました」という現象は起きにくい場所です。

そして「タラシノス」。プサロタヴェルナ(魚レストラン)です。いつものように旦那と二人で行ったのですが、外から店を見た旦那は「えー!」。旦那は、地味な店や、ちょっと古びた店を見るとこういう反応をします。


thalassinos


でも、中はきれいだったので、大人しくなりました(笑)。


thalassinos


8時半に行ったので、お客さんはまだ2組だけ。でも、後からけっこう人が入ってきて、テーブルの半分ぐらいは埋まりました。金曜日の夜だったせいもあり、ギリシャ人の夕食は遅いです。

メニューは、ほぼ魚のみ。メゼの種類は豊富ですが、メインディッシュのセクションには魚の名前とキロ売りの名前が書いてあるだけ。私たちは大きな魚は注文しませんでした。メインを注文しないのは変なのかなとは思ったのですが、周りのテーブルでも大きな魚をとっている人はいなかったので、それは別に構わないみたいです。

お通しはパンとブリグリ(ブルグル)の入ったトマトと野菜のサルサ。


thalassinos38740030.jpg


お野菜はスタムナガシ。


Stamnagathi


スターターは「ガリドプラソピタキャ」(1皿4個で、この2つは私のお皿に盛り付けてもらった分)。


Garidopitakia


薄いフィロの中には、ミジスラ、ディル、ポロ葱そして小エビなどが入っています。フィロがサクサクで美味し。海老の味はあまり利いていませんでしたが、ポロ葱の甘さ、ミジスラとディルの組み合わせが気に入りました。

さらに続いて・・・


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[ 2012/03/31(土) 08:21 ]

スブラキ屋さん「サヴァス」
ギリシャには年末、子供が「カランダ」と言われる歌を歌いながら、お金やお菓子を集める習慣があります。回る場所は家だったり、電車やバスだったり、オフィスだったりとさまざまです。

今年はおじさんと一緒にこれをやっている子供たちをよく見かけました。

これは大人が子供に歌を歌わせて搾取しているわけではありません。子供からお金を取り上げる強盗事件が起きているため、親が警戒してついて来ているのです。また、ギリシャでも、他国同様、幼児の性的虐待事件が起きているので、子供だけで知らない人の家に行かせることはできません。

今年は景気が悪いので、集金がよくないのか、回っている子供の数自体も少ないようで、アテネでは、だんだんこんな習慣も廃れていくのかもしれませんね。


私は相変わらず自宅療養中なので、新年らしいネタはありません。年末に行ったケバブ屋の話を。

「サヴァス」という店のカリセア店。アテネ周辺のいろいろな場所に支店があります。もしかすると、モナスティラキにある「サヴァス」とも何かの関係があるのかもしれません。


サヴァス


基本的にはスブラキ屋なのですが、コンスタンティノープル風を売り物にしていて、トルコ料理に似たものも出しています。


サヴァス


ビールのジョッキは凍らせてありました。これは夏ならうれしいサービスですが、冬なのでそうでもありません。


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[ 2011/01/02(日) 15:11 ]

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